更新日:2025.05.08

多くの方が悩む、毛穴のトラブル。一言で毛穴と言っても「ぽつぽつと角栓が詰まっている」「ぽっかりと毛穴が開いていて脂っぽい」など、さまざまな悩みがあります。毛穴トラブルは原因によって特徴や適した施術方法が変わってきます。毛穴の原因と正しい施術を選ばないと、せっかくケアしてもいまいち効果を感じないといった可能性があるでしょう。
本記事では毛穴タイプ別の特徴と、美容クリニックで受けられる施術方法を厳選してご紹介します。
●毛穴タイプ別の特徴や原因
●毛穴に悩む方に!美肌を目指せる施術
●失敗しないクリニックの選び方
毛穴トラブルに悩んでいて自分に向いている施術が知りたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
毛穴トラブルは大きく4つに分かれています。
●詰まり毛穴
●開き毛穴
●たるみ毛穴
●黒ずみ毛穴
毛穴トラブルを改善していく上で、自分の毛穴の原因を知ることはとても大切です。それぞれの特徴と原因について、詳しく解説していきます。
詰まり毛穴は、過剰に分泌された皮脂が古い角質と混ざって毛穴を詰まらせている状態です。ぽつぽつとした白い角栓が目立ち、触るとざらついているのが特徴です。皮脂分泌の多いTゾーンによく見られます。
本来、肌はターンオーバーによって古い角質を排出し、新しく生まれ変わっています。しかし、ターンオーバーが乱れていると、古い角質が排出されず肌表面に残ってしまい、毛穴を詰まらせる原因になります。ターンオーバーが乱れる原因は、偏った食生活や睡眠不足、ストレスなどさまざまです。
生活習慣だけでなく、メイクの落とし残しがあったり、スキンケアが不十分だったりすると詰まり毛穴を引き起こします。また、角栓ケアをやり過ぎている方も要注意。肌へのダメージや乾燥が詰まり毛穴に繋がります。
開き毛穴は、詰まり毛穴と同じく、皮脂分泌が多いTゾーン周辺によく見られる毛穴トラブルです。ぽっかりと丸い形をしていて、脂性肌の方や男性に多いのが特徴です。
開き毛穴の原因として、過剰な皮脂分泌や乾燥などが挙げられます。開き毛穴になると、余分な角栓をオフした後も、毛穴が引き締まらずに開いたままになってしまいます。
1日のうちに洗顔を何度も行う、ゴシゴシとこすって洗う、スキンケアを簡単に済ませているという方は、肌が乾燥して過剰な皮脂分泌を引き越している可能性があるでしょう。他にも、脂っこいものを好んで食べることが多い場合も、開き毛穴の原因になっているかもしれません。
たるみ毛穴は、加齢や紫外線ダメージによってコラーゲンやエラスチンが少なくなり、皮膚が垂れることで生じる毛穴トラブルです。頬やほうれい線周辺で起こりやすいと言われています。
毛穴が縦方向に楕円形や滴形で垂れていて、頬を持ち上げると目立ちにくくなる方は、たるみ毛穴の可能性が高いでしょう。たるみ毛穴の原因は肌の老化や紫外線ダメージによるため、日頃のスキンケアや紫外線対策が重要になります。
顔全体のたるみが気になってきた方や、普段紫外線対策を意識して行っていない方は、たるみ毛穴を疑ってみてください。
黒ずみ毛穴の原因は主に、メラニン色素と酸化した角栓の2つが考えられます。メラニン色素が原因の場合、摩擦や紫外線ダメージによって毛穴の入り口で過剰にメラニンが生成され、色素沈着することで黒ずみ毛穴が引き起こされます。
酸化した角栓の場合、毛穴に詰まった角栓が長く排出されず、酸化して黒くなることが原因です。いちご鼻とも呼ばれています。
紫外線対策が不十分だったり、保湿がしっかりできておらず肌が乾燥していたりする場合、黒ずみ毛穴に繋がる原因になります。黒ずみ毛穴の方は、日焼け止めを塗る、優しく入念に保湿をするなど、日々のケアを見直す必要があるでしょう。
「毎日スキンケアを頑張っているし生活習慣にも気をつけているけど毛穴トラブルが改善されない…」という方もいるでしょう。毛穴に悩んでいる方は美容クリニックの施術を検討してみてください。多くのクリニックで扱われている、毛穴にアプローチする施術をまとめました。
●ダーマペン
●レーザー
●ポテンツァ
●ケミカルピーリング
●マッサージピール
●フォトフェイシャル
●ハイドラフェイシャル
施術内容や向いている毛穴タイプについて紹介しているので、チェックしてみてくださいね。
ダーマペンは専用の極細針で肌に穴を開けて、肌本来の再生力を高める施術です。あえて肌に傷を付けることで肌の自然治癒力を高め、コラーゲンやエラスチンの生成を促します。コラーゲンやエラスチンが増えることにより、ハリと弾力のある引き締まった肌を目指すことが可能です。開き毛穴やたるみ毛穴、詰まり毛穴、ニキビ跡などさまざまな肌トラブルにアプローチできます。
施術中は少しチクチクとした痛みを伴う可能性があるため、麻酔クリームを塗ってから行います。また施術後、赤みや腫れ、ヒリヒリ感などのダウンタイムの症状が2日〜1週間ほど続くと言われています。
また、ダーマペンと他の施術を掛け合わせた「ヴェルベットスキン」など施術も、代表的な毛穴治療です。ヴェルベットスキンはダーマペンとマッサージピールを合わせた施術です。気になる施術がある方は、クリニックに相談してみてください。
レーザー治療では、肌にレーザーを照射することで、毛穴やニキビ跡などの肌トラブルの改善を目指します。レーザーを用いた施術には「ピコフラクショナル」や「フラクショナルCO2レーザー」など、さまざまな施術方法があるため、医師に自分の肌に適した治療を提案してもらうことが大切です。
ピコフラクショナルは、レーザーを照射して表皮内に小さな空胞を作り、コラーゲンやエラスチンの生成を促す施術です。肌表面に傷が付かず、ダウンタイムもほとんどないと言われています。開き毛穴や黒ずみ毛穴、たるみ毛穴に悩んでいる方に向いています。
フラクショナルCO2レーザーは、ドット状に小さな穴を開けて肌にダメージを与えることで、肌の再生力を高める施術方法です。黒ずみ毛穴、開き毛穴、ニキビによるクレーターに加え、くすみの改善にアプローチできます。
他にもレーザーを活用した施術方法が多数あるので、それぞれ期待できる効果や費用などを比較して施術メニューを選びましょう。
ポテンツァは、肝斑・ニキビ・毛穴の開き・たるみ・赤ら顔・しわなど、さまざまな肌の悩みに対応できる痛みの少ない美容治療機器です。「マイクロニードル」という極細の針で皮膚の表面に極めて小さな穴をあけることで、身体の傷を治癒する力が働き、ターンオーバーが促されます。このターンオーバーにより、肌トラブルの改善が期待できます。
さらに、マイクロニードルの先端から高周波をあて、真皮層に熱エネルギーを与えることで、「コラーゲン」や「エラスチン」などが生成され、ハリと弾力のある肌を目指せます。
ケミカルピーリングは、サリチル酸マクロゴールやグリコール酸、乳酸といった薬剤を肌に塗布して、古い角質や汚れを除去する施術です。ターンオーバーが乱れて排出されずに残ってしまっている角質や角栓を取り除くことで、詰まり毛穴や黒ずみ毛穴の改善が期待できます。
施術後はダウンタイム期間があり、2〜3日ほど赤みや痛み、腫れなどの症状が起こる可能性がありますが、ほとんどの場合自然と引いていくでしょう。詰まり毛穴や黒ずみ毛穴、開き毛穴、顔全体のくすみの改善も期待でき、透明感とハリツヤのある肌を目指せます。
マッサージピールは真皮層にアプローチし、繊維芽細胞を活性化させることでコラーゲンの増生を目指す施術です。痛みやダウンタイムがほとんどなく、施術直後から肌のハリやツヤを感じやすいと言われています。開き毛穴の改善やたるみ毛穴予防に向いています。
マッサージピールでは「トリクロロ酢酸」「低濃度過酸化水素」「コウジ酸」といった成分を配合したピーリング剤が使用されており、ケミカルピーリングと違って皮膚の隔離をしないため赤みや皮むけなどが起こりにくい点が特徴です。
フォトフェイシャルとは、IPL(Intense Pulsed Light)という特殊な光を肌に照射することで肌のターンオーバーを促し、毛穴トラブルやニキビ、シミ、くすみ、ハリ不足などの改善を目指す施術です。照射した光エネルギーが黒ずみ毛穴の原因であるメラニン色素にダメージを与え、透明感のある肌に導きます。
さらに、真皮層に働きかけコラーゲンの生成を促すため、開き毛穴やたるみ毛穴が引き締まり、キメの整った明るい肌を目指すことが可能です。また、肌への負担が少ないのが特徴で、ダウンタイムもほとんどないと言われています。
ハイドラフェイシャルとは、「ディープクレンジング」「ピーリング」「毛穴吸引」「美容液導入」をセットで行う施術方法です。ケミカルピーリングは薬剤によって汚れを除去し肌のターンオーバーを促す施術ですが、ハイドラフェイシャルは水流と吸引の力を使って肌への刺激を抑えながら角栓ケアができる施術です。
ハイドラフェイシャルは3ステップで行います。まず、ディープクレンジング・ピーリングで古い角質や余分な皮脂を柔らかくしつつ水流の力を利用して除去していきます。次に、保湿成分を導入しながら毛穴に詰まった角栓や皮脂を吸引し、最後に抗酸化成分と美容液を導入して完了です。
詰まり毛穴や黒ずみ毛穴に効果的と言われており、肌のざらつきやくすみにもアプローチしてくれます。
毛穴トラブルを改善するためには、施術方法だけでなくクリニック選びも重要なポイントです。失敗しないクリニックの選び方をまとめたので、カウンセリングを予約する前に必ずチェックしてくださいね。
●通いやすい場所にある
●カウンセリングが丁寧
●症例実績が豊富
●決めた予算に合っている
●アフターフォローが充実している
なるべく通いやすい場所にあるクリニックを選ぶのがおすすめです。個人の肌の状態や施術方法によって異なりますが、毛穴治療は複数回施術を受けることで徐々に効果が現れやすくなります。自宅や職場などから遠いクリニックを選んでしまうと、クリニックに行くのがめんどうになったり、時間や交通費がかかったりと、通うのをやめたくなってしまう可能性があります。何度か施術を受けることを想定して、クリニックを選んでくださいね。
カウンセリングが丁寧なクリニックを選ぶことも、とても重要です。毛穴タイプや施術方法はさまざまなため、きれいな肌に近づくためには自分の肌に合った施術を選ぶ必要があります。カウンセリングが丁寧なクリニックであれば、あなたの毛穴の悩みにしっかり向き合い、適切な施術内容を提案してくれるでしょう。納得のいく施術を受けるためにも、説明が事務的ですぐにカウンセリングが終わってしまうようなクリニックは選ばないようにしましょう。
クリニックを選ぶ際は、症例実績が豊富なクリニックかどうかチェックしてみてください。クリニックの公式サイトやSNSには、実際に施術を受けた人のビフォーアフター写真が掲載されている場合があります。症例写真や施術内容を見ることで、施術のイメージがしやすくなります。さらに、自分の毛穴の状態と近い人の症例写真を確認できるとなお良いでしょう。他にも、SNSや美容医療の口コミサイトなどで、クリニックや医師の評判をチェックしておくのもおすすめです。施術を受けたリアルな感想が分かるため、クリニック選びの参考になりますよ。
受けようとしている施術の費用が、自分の決めた予算に合っているかという点も大事なポイントです。毛穴治療は繰り返し施術を受けることで、徐々に肌がきれいになっていくことが多いと言われています。そのため、1回だけではなく複数回施術を受けることを想定して、予算を考える必要があります。継続できる無理のない料金設定の施術を選ぶことを意識してみてくださいね。
毛穴治療ではアフターフォロー体制が整っているクリニックを選ぶことも大切です。施術内容や個人の肌の状態によっては、施術後に赤みや腫れ、痛みなどの症状が出る場合があります。日が経つにつれてダウンタイムの症状は引いていくものですが、強い痛みを感じたり、なかなか腫れが引かなかったりする可能性も考えられます。アフターフォローが充実しているクリニックであれば、心配なことがあったときにすぐに相談でき、スムーズに対応してもらえるでしょう。カウンセリングの時点で、アフターフォローの内容についてもしっかり確認しておいてください。
毛穴の悩みについてよくある質問をまとめました。
●毛穴治療は何回通えばいいの?
●自宅でできる毛穴ケアは?
●美容クリニックに行くべきか悩む…
気になる項目がある方は、カウンセリングへ行く前に確認しておきましょう。
毛穴治療は、施術方法やそれぞれの肌状態によって効果の現れ方が変わってくるため、明確な回数を断言することができません。ただし、3〜5回ほど施術を受けることで肌の変化を感じ始めることが多いと言われています。
毛穴タイプにもよりますが、開き・黒ずみ・詰まり毛穴のケアとして大切なのは、汚れを落とすことと保湿です。クレンジングはくるくるとなでるように丁寧に行い、洗顔時は泡で優しく洗うようにしましょう。しっかり落としたいからといって、ゴシゴシこするのはNGです。スペシャルケアとして酵素洗顔を取り入れるのも良いでしょう。クレンジングと洗顔後は、肌が乾燥しないようにスキンケアを入念に行います。
また、毛穴トラブルは生活習慣の乱れが影響している場合もあるため、良質な睡眠やバランスの良い食事、適度に運動して汗をかく習慣などを取り入れるようにしてみてください。
「毛穴トラブルに悩んでいるけれど、クリニックに行くまでか悩む…」と考えている方もいるかもしれません。自宅で行うセルフケアで改善が期待できる場合もありますが、毛穴トラブルを放置してしまうと、さらに症状が悪化してしまうリスクがあります。毛穴トラブルは早めに対処することが大切です。少しでも悩んでいる方は、まずはクリニックのカウンセリングで相談してみましょう。
毛穴トラブルには大きく分けて、詰まり毛穴、開き毛穴、たるみ毛穴、黒ずみ毛穴といったタイプがあり、それぞれ特徴や原因が異なります。そのため、自分の毛穴タイプを見極めて適した施術を選ぶことが大切です。
また、毛穴治療にはダーマペンやレーザー、ケミカルピーリングなど、さまざまな種類があります。自宅のケアではなかなか効果を感じないという方は、1度クリニックでの毛穴治療を検討してみてください。症例実績が豊富なクリニックに相談すれば、あなたの肌に合った施術を提案してもらえるでしょう。