ボツリヌストキシンという成分を注入して、注入箇所の筋肉の働きを緩める施術です。
眉間・目尻・額の表情じわ※1、エラの張り、ガミースマイルなどの改善目的で施術されます。
様々な部位に施術可能なため、肩こりの改善や、筋肉質なふくらはぎのボリュームダウンにも効果が期待できるとされています。
筋肉への直接作用以外にも、広範囲への注入により、たるみや毛穴の引き締め(マイクロボトックス)、わき汗の抑制などにも効果的です。
よく耳にする「ボトックス」とは、厚生労働省認可の「ボトックスビスタ」という薬剤を使用したボツリヌス治療のことを指します。
表情しわに対するボトックスの使用は、2009年に美容目的としての施術・効果が認められています。※2
ボトックス注射が適している方は以下のとおりです。
ただし、個人の状態や希望する結果によって適切かどうかが異なるため、専門医に相談しましょう。
ボトックス注射は、表情ジワが気になる方に向いています。
シワは表情を作るたびに目立ち、年齢よりも老けて見えてしまう原因となるため多くの人にとって悩みの種です。
ボトックス注射は、以下のような悩みに適しています。
ボトックス注射は、筋肉の動きを抑制することでシワにアプローチする施術です。
肌が整い、化粧のノリが良くなる効果もあります。
ボトックス注射は短時間の施術でシワにアプローチするため、多くの方に選ばれています。
ただし、施術後に肌の状態が変化する場合もあるため、施術を受ける前に医師に相談しましょう。
ボトックス注射は、小顔効果を期待する方からも注目されています。
ボトックス注射は、咬筋を緩めることで顔の輪郭を整える効果があります。
以下のような悩みを持つ方に向いています。
顔の輪郭をスッキリさせたい方や、エラの張りが気になる方に適しています。
ボトックス注射は、肌への負担が少なく、短期間で効果を実感しやすい点が特徴です。
ただし、筋肉にアプローチする施術であるため、骨格による悩みには向かない場合があります。
ボトックス注射は、慢性的な肩こりで悩んでいる方にも適した施術です。
ボトックス注射は、緊張した筋肉を緩めることで肩こりの症状を軽減する効果が期待できます。
以下のような症状で悩んでいる方に適しています。
従来のマッサージや湿布で満足できなかった方にとって、新たな選択肢です。
ストレスや悪い姿勢が原因で慢性化した肩こりにも効果が期待できます。
神経伝達物質(アセチルコリン)の伝達を弱める働きのあるボツリヌストキシンという成分を、筋肉の複数箇所に注入します。
ボツリヌストキシンの作用により、注入部分の筋肉が収縮しにくい状態になるため、目元や額の表情じわの予防や、エラ(咬筋)の発達を緩和して小顔へと導くなど効果が期待できます。
発達しすぎた筋肉により、がっちりとした見た目になってしまう「肩太り」も改善できるため、結婚式前にドレスを着こなすために受ける方も多いようです。
発汗を促す信号を抑制する作用もあるため、汗ジミや臭いを防ぐ目的としてもよく施術されます。
ボツリヌストキシンとは、ボツリヌス菌が作り出すタンパク質の一種であり、ボツリヌス菌そのものを注入するわけではないので身体に害はありません。
全身的な毒性が無いことは、1973年米国の研究によって証明されています。※3
【期待できる効果】
ダウンタイムはほとんどありません。
まれに針を刺した箇所が内出血を起こす場合がありますが、数日で消失します。
施術する部位によっては、表情が動かし辛くなるなどの副作用が現れることがあります。
そのほか、紅斑や一過性の頭痛などの副作用も報告されていますが、いずれも軽くて一時的なものとされています。※4
施術後すぐにメイクをすることが可能です。
ボトックス注射のメリットは以下のとおりです。
ボトックス注射は魅力的な選択肢ですが、効果には個人差があるので注意が必要です。
ボトックス注射はダウンタイムが短く、施術後も普段どおりの生活を送れるため、忙しい方にも適しています。
特徴は以下のとおりです。
施術時間は15〜30分程度と短く、通院回数も少なくて済みます。
休暇を取る必要がないため、スケジュールに影響を与えず、施術を受けられます。
施術後の制限が少ないこともメリットです。
ただし、施術後は、血行を促進するような行動は控えることが推奨されます。
専門医の指導に従い、適切なアフターケアを行うことも大切です。
ボトックス注射は、皮膚を切開せずに行える施術です。
肌への負担を配慮した処置であるため、痛みが少なく日常生活への影響も抑えられます。
繰り返し施術が可能なのも特徴です。
ただし、施術後は内出血や腫れが生じる場合があります。
信頼できる専門医に相談し、適切な施術を選ぶことが大切です。
ボトックス注射には主に以下のデメリットがあります。
デメリットを理解したうえで、慎重に検討することが大切です。
ボトックス注射にはアレルギー反応のリスクがあり、注射部位に腫れや赤み、かゆみが現れる可能性があります。
まれに呼吸困難やめまいなどの症状が出る場合もあるため、注意が必要です。
症状は注射直後だけでなく、数日後に現れることもあります。
過去にボトックス注射でアレルギー反応を経験した方は、特に注意してください。
以下のような対策を行いましょう。
万が一の場合に備えて適切な対応ができるよう、医師とよく相談することが大切です。
ボトックス注射によって表情がぎこちなくなる可能性があります。
筋肉の動きが制限されることで、自然な表情が作りにくくなるためです。
以下の影響が出るリスクがあります。
表情の硬さや違和感は、初回施術時に報告されることが多い傾向です。
ぎこちなさの程度には個人差があり、慣れるまでに時間がかかる場合もあります。
事前に医師と相談し、施術後に違和感があれば、すぐに連絡しましょう。
ボトックス注射は、以下の美容施術と組み合わせて行われることがあります。
適切な組み合せは人によって異なるので、施術前に医師と相談しましょう。
ヒアルロン酸注射は、美容医療の分野で人気がある施術の一つです。
シワやたるみ、顔の輪郭を整えるなど、さまざまな目的で利用されています。
ヒアルロン酸注射の効果は、以下のとおりです。
施術は注射で行われるため、ダウンタイムが短いのが特徴です。
年齢や肌質に関わらず受けられるので、幅広い方に適しています。
施術後から変化を感じやすく、繰り返し施術が可能な点も魅力です。
注入量や注入箇所を調整できるので、自然な仕上がりが期待できます。
顔だけでなく、手や首などにも使用できるので、健やかな肌を目指せます。
ただし、施術後に腫れや赤み、内出血などが見られる場合があるため注意が必要です。
脂肪溶解注射は、局所的な脂肪を減少させることを目的とした施術です。
リン脂質製剤や脱オキシコール酸を使用することで、二重あご、頬、腹部、太ももなど、気になる部位にアプローチします。
手術より体への負担が少なく、徐々に変化が現れるのが特徴です。
脂肪溶解注射は、複数回の施術が推奨され、ボトックス注射より費用が高額になる傾向があります。
効果には個人差があるうえ、永続的ではありません。
注射後に一時的な腫れや痛みが生じる場合があり、施術後のケアや経過観察が重要です。
医師の指示に従いましょう。妊娠中・授乳中の方や持病のある方は、事前に医師に相談してください。
ボトックス注射は、筋肉を一時的に麻痺させることで表情ジワにアプローチする施術です。
個人差はありますが、効果は3〜6か月程度持続します。
施術は注射のみなので肌への負担が少なく、ダウンタイムは短いのが特徴です。
若いうちから始めることで、シワの抑制を期待できます。
他の施術との違いを理解し、専門医と相談して最適な施術を選ぶことが大切です。
プライベートクリニック恵比寿 院長
美山 承哲 Dr

日本美容外科学会(JSAS)
VST 認定医
ボトックス ビスタ 認定医
ジュビダーム ビスタ ボリューマ 認定医
2016年7月 Vediclinic開院 院長就任
2019年8月 プライベートクリニック恵比寿 新規開院
Harii K,et al.Onabotulinumtoxin A(Botox)in the treatment of crow's feet lines in japanese subjects.Aesth Plas Surg 2017;41:1186-97.
宮地良樹,葛西健一郎『エビデンスに基づく美容皮膚科治療』中山書店,2019年,P42
Scott AB,et al.Pharmacologic weakeing of extraocular muscles.Invest Ophthalmol 1973;12:924-7.
Giordano CN,et al.Injectable and topical neurotoxins in dermatology.In aditions,adverse events,and controversies.J Am Acad Dermatol 2017;76:1027-42.
古山登隆ほか.Aボツリヌス菌毒素(ボトックス)によるシワ治療.日美外報2004;26:22-9
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ご自身のお悩みや理想をお伝えし、担当医と擦り合わせする事が大切です。