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ボツリヌストキシン注射Botulinum toxin injection

ボツリヌストキシン注射とは?

ボツリヌストキシンという成分により、筋肉の働きを緩和させて、表情じわの改善やエラの張りを抑制する施術です。
ガミースマイル治療、肩こりの緩和、筋肉質な手足の痩身などの目的で施術されることもあります。
たるみや毛穴を引き締める作用も期待できるため、ハリのある肌へ導く「マイクロボトックス」や、わき汗の抑制にも効果的とされています。
ボツリヌストキシン注射の施術には、ボトックス注射の施術に使われる「ボトックスビスタ」の、ジェネリック医薬品の位置づけにあたる薬剤を使用します。

ボツリヌストキシン注射が適している方


ボツリヌストキシン注射は、以下のような悩みを抱えている方に適した施術です。

  • 額や眉間の表情ジワが目立つ方
  • エラの張りが気になる方
  • 多汗症に悩む方

適応は個人の状態や希望によって異なるため、施術を検討する際は専門医への相談が必要です。

額や眉間の表情ジワが目立つ方

額や眉間の表情ジワが目立つ方には、ボツリヌストキシン注射が適しています。
表情筋の過剰な収縮を抑えることで、シワを目立たなくします。
以下の特徴がある方に適しています。

  • 表情を作ると深いシワができる
  • 無表情でもシワが残る
  • 若々しい印象が損なわれる
  • 年齢より老けて見える

表情ジワは30代後半から目立ち始め、メイクでカバーが難しいケースも増えます。
原因には表情筋の過剰な収縮のほか、紫外線や乾燥、ストレス、睡眠不足などが挙げられます。

ボツリヌストキシン注射は、額や眉間のシワが気になる方に適した美容施術です。
ただし、施術を受けるかどうかは、専門医との相談を通じて慎重に判断してください。

エラの張りが気になる方

エラの張りが気になる方には、ボツリヌストキシン注射が効果的です。
ボツリヌストキシン注射は咬筋に直接働きかけ、顔の輪郭をすっきりさせます。
手術を伴わないため、肌への負担が少なく、回復も早いのが特徴です。

効果は個人差がありますが、施術後1週間ほどで現れ始め、3〜6か月程度持続します。
継続的なケアにより、より満足度の高い仕上がりが期待できます。
事前に医師と十分に相談し、適切なプランを検討してください。

多汗症に悩む方

多汗症に悩む方には、ボツリヌストキシン注射が適しています。
過剰な発汗を抑えることで、日常生活の質を向上させる効果が期待されます。
以下のような悩みがある方に向いている施術です。

  • 脇や手のひらに過剰な発汗がある
  • 他の治療法では効果が不十分に感じる
  • 社会生活や仕事に支障がある
  • 発汗が原因で人との接触を避けてしまう
  • 精神的ストレスが原因で発汗が増える

汗腺に働きかけて発汗を抑えるため、手術を避けたい方や、年間を通じて多汗症に悩まされている方に適しています。
ただし、効果には個人差があるので、医師と十分に相談しましょう。

このお悩みにおすすめの施術

具体的な効果

神経伝達物質(アセチルコリン)の伝達を弱める働きのある、ボツリヌストキシンという成分を注入します。
ボツリヌストキシンは、ボツリヌス菌が作り出すタンパク質の一種です。
ボツリヌス菌そのものを注入するわけではないので、身体に害はありません。
筋肉内に注入することで筋肉を柔らかく緩めた状態にする作用(筋弛緩)があり、エラ(咬筋)の筋肉をほぐして小顔に近づけたり、額・眉間・顎・目尻など表情じわを改善する効果が期待できます。
発汗を促す信号を抑制する作用もあるため、脇への注入で、洋服の汗じみや臭いを防ぐ効果も期待できます。

【期待できる効果】

  • 表情ジワの改善(額・眉間・目尻・顎の梅干しじわ・バニーラインなど)
  • エラの張りの抑制
  • たるみ・毛穴の引き締め(マイクロボトックス)
  • 部分痩身(ふくらはぎ・二の腕など)
  • ワキ・手のひらの発汗抑制
  • 肩こりの改善
  • ガミースマイル・歯ぎしりの改善
  • 口角を上げる

主な薬剤の種類

ニューロノックス
MFDS(韓国食品医薬品安全処)に認可されている、ボツリヌストキシン製剤です。
製剤の組成や効果はボトックス注射(ボトックスビスタ)と同様ながら、安価である場合が多いため、リーズナブルに施術を受けたい方におすすめです。
リジェノックス
MFDS(韓国食品医薬品安全処)に認可されている、韓国原産の薬剤です。
ボトックスビスタを目標に開発された、次世代のボツリヌストキシン製剤と言われています。
従来の薬剤の効果に加えて、耐性(繰り返しの施術で効き目がなくなること)が起きにくいように開発されています。
ゼオミン
複合タンパクを含まず、ボトックスの弱点である耐性(繰り返しの施術で効き目がなくなること)が起きにくい薬剤です。
繰り返し使用しても効き目が変わりにくく、効果を長く維持しやすいことが特徴です。

ダウンタイム

ダウンタイムはほとんどありません。
針を刺した箇所が内出血を起こす場合がありますが、数日で消失します。
施術する箇所によっては表情が動かし辛くなるなどの副作用が現れることがあります。
施術後メイクをして帰宅可能です。

ボツリヌストキシン注射のメリット

ボツリヌストキシン注射のメリットは以下のとおりです。

  • 注射だけで施術が終わる
  • 短時間で施術が終わる

注射だけで施術が終わる

ボツリヌストキシン注射は、注射だけで施術が完了するため、体の負担が少なくて済みます。
具体的な特徴は、以下のとおりです。

  • 切開や縫合をしない
  • 日帰り施術ができる
  • ダウンタイムが少ない

施術後もすぐに普段通りの生活を送ることができ、定期的な通院は基本的に必要ありません。
個人差はありますが、変化をすぐに実感する方もいます。

短時間で施術が終わる

ボツリヌストキシン注射は、通常15〜30分程度と短時間で終わる施術のため、忙しい方でも受けられます。
特徴は以下のとおりです。

  • 局所麻酔が不要なことが多い
  • 注射部位が少ない
  • 1回の来院で完結できる

短時間で済むので、昼休みや仕事帰りに施術を受けることも可能です。
事前準備がほとんど不要で、術後のケアも最小限に済みます。
忙しい方でもスケジュールに影響を与えずに施術を受けられます。
個人の体質や施術部位によって必要な時間やケアが異なる場合があるので、事前に医師に相談してください。

ボツリヌストキシン注射のデメリット

ボツリヌストキシン注射には以下のようなデメリットがあります。

  • 内出血のリスクがある
  • 持続期間に限界がある

デメリットを理解したうえで、自分に合っているかどうかを慎重に判断しましょう。

内出血のリスクがある

施術後、一時的な内出血が起こる場合があります。
特に顔は血管が多いため、他の部位と比べて内出血のリスクが高い点に注意しましょう。

医師の技術や個人の体質、注射部位の状態によって、内出血のリスクの度合いが異なります。
通常1〜2週間で治りますが、施術後は冷却や圧迫を行い、刺激を避けることが重要です。
症状が長引く場合は、医師に相談してください。

持続期間に限界がある

ボツリヌストキシン注射の効果は一時的で、持続期間は通常3〜6か月程度です。
定期的な施術が推奨されています。
長期的に見ると費用がかさむ可能性があり、仕上がりや感じ方には個人差があるため、十分な検討が必要です。

繰り返し施術を受けると、変化を感じにくくなる場合があります。
筋肉に影響を及ぼす恐れがあるため、過度な施術は避けましょう。

デメリットを考慮して、医師と相談しながら施術プランを立てることが重要です。
持続期間の限界を理解したうえで、自分に合った方法を選びましょう。

ボツリヌストキシン注射と併用される施術

ボツリヌストキシン注射は、他の施術と併用することでさらに効果を高めることができます。
以下は、よく組み合わせられる施術です。

  • ヒアルロン酸注射
  • 脂肪溶解注射

適切な組み合わせは個人の状態や希望によって異なります。
必ず専門医に相談して、適切なプランを決めてください。

ヒアルロン酸注射

ヒアルロン酸を直接皮膚に注入することで、短期間で肌のコンディションを整えることを目指します。
対応する悩みは以下のとおりです。

  • シワやたるみ
  • 皮膚の保湿
  • ハリや弾力の向上
  • 唇や頬の増量

ヒアルロン酸注射は、6か月〜1年程度持続し、定期的な施術が推奨されます。
魅力は痛みが少なく、ダウンタイムが少ない点です。
注入量や部位を調整することで、自然な仕上がりを目指せます。

脂肪溶解注射

脂肪溶解注射は、局所的な脂肪を減少させる施術です。
デオキシコール酸やホスファチジルコリンなどの薬剤を使用します。
二重あごや顔の脂肪、腹部、太ももなどが主な対象です。

徐々に変化が現れるため、複数回の施術が必要です。
肌への負担が少なく、ダウンタイムが短い点が特徴です。
しかし、一時的な腫れや痛み、内出血などのリスクがある点に注意しましょう。

脂肪溶解注射は、施術だけでなく、健康的な食事や運動の併用が推奨されます。
医師の診断と適切な施術が必要なので、信頼できる医療機関で行いましょう。
妊娠中や授乳中、特定の疾患がある場合は避けてください。

ボツリヌストキシン注射とほかの施術の違い

ボツリヌストキシン注射は、他の美容施術と比べて以下の特徴があります。

  • 短時間で施術が完了する:15〜30分ほどで済み、ダウンタイムがほとんどない
  • 効果が持続しやすい:一時的で3〜6か月程度
  • 自然な仕上がりになる:顔の動きを自然に保ちながら改善する

外科的なフェイスリフトなどの手術は大きな変化が期待できますが、ダウンタイムが長く、感染リスクを伴います。
ボツリヌストキシン注射は、非外科的な施術で、肌への負担が少ない点がメリットです。

ただし、持続期間が一時的であるため、定期的な施術が推奨される点に注意しましょう。
目的や希望を医師に相談し、自分に適した方法を選択してください。

 

Q&A

効果はどのくらいで現れますか?
注入する部位によって異なりますが、数日~2週間程度で効果が現れるとされています。
痛みはありますか?
薬剤を注入する際の痛みはありますが、細い針を使用するため強い痛みはありません。
クリームタイプの麻酔や、マイクロカニューレなどを使用すると、より痛みや内出血を軽減できます。
施術時間はどのくらいかかりますか?
注入する単位数にもよりますが、約10分程度です。
効果はどのくらいもちますか?
個人差がありますが約3~4ヵ月程度持続したのち、徐々に効果が薄れていきます。
維持のためには定期的な施術が必要です。

監修医

プライベートクリニック恵比寿 院長

美山 承哲 Dr

所属・資格

日本美容外科学会(JSAS)

VST 認定医

ボトックス ビスタ 認定医

ジュビダーム ビスタ ボリューマ 認定医

略歴

2016年7月 Vediclinic開院 院長就任

2019年8月 プライベートクリニック恵比寿 新規開院

ボツリヌス治療は、様々な悩みを解決する素晴らしい治療ですが、治療部位、医師の技術により、効果や仕上がりに差が出ます。
ご自身のお悩みや理想をお伝えし、担当医と擦り合わせする事が大切です。

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