更新日:2025.05.08

ほうれい線を改善したい、鼻筋をシャープにしたいなどの悩みで、ヒアルロン酸の注入を検討している方も多いのではないでしょうか。
ヒアルロン酸注入は、比較的安全性が高く、ダウンタイムも短いのが特徴です。注入後すぐに変化が見て取れる点も魅力です。
本記事では、ヒアルロン酸注入が効果的な部位や、ヒアルロン酸製剤の種類と料金相場、注入後のNG行為まで詳しく解説していきます。
ヒアルロン酸注入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
ヒアルロン酸注入とは、皮膚の真皮層にヒアルロン酸を注入する美容施術です。ヒアルロン酸は、人の体内にもともと存在する成分で、肌のハリや弾力に欠かせない役割を果たしています。
しかし、加齢や紫外線などの影響で、体内のヒアルロン酸は年々減少し、肌のハリ・弾力が失われシワやたるみが目立つようになります。
ヒアルロン酸を注入することで、内側から肌を持ち上げ、たるみやシワの改善が期待できます。また、ヒアルロン酸をボリュームが不足している部位に注入することで、凹んだ部分をふっくらとさせ、輪郭を整えることができます。
ヒアルロン酸注入は、シワやたるみ、ボリュームの不足などの悩みを解消するのに効果的な施術です。しかしデメリットも存在するため、メリットとデメリットをよく理解したうえで、自分にあっているかを検討しましょう。
ヒアルロン酸注入のメリットは、以下のとおりです。
●即効性が期待できる
●傷跡が残りづらい
●ダウンタイムがほどんとない
●ピンポイントの悩みに対応できる
●短時間で施術できる
ヒアルロン酸は、皮膚に注入するとすぐに効果があらわれるため、即効性が期待できます。シワやたるみなどの悩みをすぐに改善したい場合に適しているでしょう。
針で皮膚に注入する施術ですが、針穴は非常に小さくすぐに塞がります。メスを使用しないため、ダウンタイムもほとんどありません。
ヒアルロン酸を注入する部位や量を調整することで、ピンポイントでの悩みの改善が目指せます。自分の希望通りの変化が叶いやすい点もメリットです。
施術時間は1箇所につき、5~10分程度で完了するため、仕事やプライベートに影響を与えることなく、気軽に施術を受けられるでしょう。
ヒアルロン酸注入のデメリットは、以下のとおりです。
●持続期間が限られている
●費用がかかる
●副作用が起こる場合がある
ヒアルロン酸は、時間が経つにつれて体内に吸収されていきます。そのため、効果の持続期間は、一般的に4か月~2年程度とされています。
効果を維持するためには定期的に注入する必要があるため、費用がその都度発生する点がデメリットです。
ヒアルロン酸注入で起こり得る副作用は、内出血や腫れなどです。通常は軽度で、数日~1週間程度で治まりますが、まれに重篤な副作用が起こることもあります。
これらのリスクを回避するためにも、事前にしっかりとカウンセリングを受け、信頼できるクリニックで施術を受けましょう。
ヒアルロン酸は、さまざまな部位に注入が可能なため、改善したい悩みに応じて施術できます。
1. ほうれい線の改善
2. 涙袋の形成
3. あごの形成
4. 唇のボリュームアップ
5. 鼻をシャープに
6. 美肌効果
ここからは、上記の代表的なヒアルロン酸注入部位の種類を解説します。
ヒアルロン酸を注入して、頬の奥からふっくらとしたハリを与えることで、ほうれい線の改善が目指せます。
施術では、ヒアルロン酸を肌の真皮層に注入し、シワの溝を全体的に埋めてボリュームを形成します。
老け見えの要因となるほうれい線は、加齢による肌のたるみや表情筋の衰えなどが原因で起こります。ヒアルロン酸注入により、ほうれい線の陰をなくすことで、若々しい印象を手に入れられるでしょう。
ヒアルロン酸の注入により、涙袋の形成も可能です。涙袋は、目元の印象を大きく左右するパーツです。涙袋がぷっくりとしていると、目が大きく見え、可愛らしい印象を与えるでしょう。
施術は、目尻から極細の注射針を使用してヒアルロン酸を注入します。注入するヒアルロン酸の量を調整することで、希望のデザインの涙袋に仕上がります。
あごは、顔の輪郭を決める重要なパーツです。あごがシャープだと、顔が引き締まって小顔に見える効果があります。
次のようなあごの悩みを抱えている方は、ヒアルロン酸注入を検討してみましょう。
●あごが丸くて太って見える
●あごが後退している
●あごが割れている
あごが丸いせいで太っている印象を与えてしまう場合は、あご先にヒアルロン酸を注入することで、あご先がシャープになり、すっきりとした印象になります。
後退したあごにヒアルロン酸を注入すると、あご先を伸ばし、前にだすことができます。あご先の形成により、横顔を理想のバランスに整えられるでしょう。
あごが割れている、いわゆるケツアゴにもヒアルロン酸注入は有効とされています。あごの割れ目にヒアルロン酸を注入し、あご先を綺麗に形成します。
唇へのヒアルロン酸注入により、ふっくらとした女性らしい唇の形成も可能です。ヒアルロン酸は、上唇と下唇のどちらにも注入できます。
唇の薄さや形に悩んでいる方は、ヒアルロン酸でボリュームアップすることで、顔の印象が華やかになるでしょう。
ボリュームアップのほか、M字リップ形成や、アヒル口の形成も可能です。なりたいイメージを医師としっかり共有することで、理想の唇に近づける施術です。
鼻筋を通すためのヒアルロン酸注入は、鼻の形を整えて、小顔効果や美人度アップを期待できる施術です。
鼻の根元から鼻先にかけてヒアルロン酸を注入することで、鼻筋をシャープに形成できます。
男性的な印象を与えるワシ鼻も、ヒアルロン酸注入により、まっすぐな鼻へと改善が期待できます。
ヒアルロン酸の製剤の中には、注入によるシワ改善やボリュームアップを目的とするものではなく、肌全体の美肌効果を目的とするものもあります。
ジュビダームビスタ シリーズの「ボライトXC」は、2020年に厚生労働省に承認された、肌質改善のための新しいタイプのヒアルロン酸です。
ボライトXCは、以下の効果が期待できます。
●肌の潤い・弾力アップ
●小ジワの改善
●肌の乾燥やくすみの改善
●肌のゴワつきの改善
肌の奥から水分を保持することで、肌の保湿性や弾力性を高め、滑らかなツヤ肌へと導く効果が期待できるでしょう。
ヒアルロン酸は、製剤の粘度(硬さ)により適応部位が異なるため、注入を希望する部位により最適な薬剤の選択が必要です。
世界中で多くのメーカーがヒアルロン酸の製剤を製造しており、特徴や粘度、適応部位はそれぞれ異なります。
ここからは、主なヒアルロン酸製剤の種類と料金相場を解説します。
ジュビダームビスタは、世界シェア1位のヒアルロン酸製剤です。アメリカのアラガン社が製造し、国内で厚生労働省の承認を受けている、安全性の高い製剤です。
ジュビダームビスタには、以下のさまざま種類のヒアルロン酸製剤のラインナップがあります。
| 種類 | 粘度 | 効果 | 持続期間 | 適応部位 |
|---|---|---|---|---|
| ボラックスXC | 高粘度 | 鼻筋やあごなどの輪郭形成 | 18か月~ | 鼻、あご |
| ボリューマXC | 高粘度 | 顔の凹み、たるみの改善 | 18~24か月 | ほうれい線、頬、あご、こめかみ |
| ボリフトXC | 中粘度 | 細かいシワ、ほうれい線の改善 | 12~18か月 | ほうれい線、額、目尻、目元、口元 |
| ボルベラXC | 中粘度 | 浅いシワ、唇のボリュームアップ | 12か月 | 唇、涙袋 |
| ボライトXC | 低粘度 | 小ジワ、毛穴の開きなど、さまざまな肌悩みの改善 | 4~9か月 | 額、目尻、目元、口元 |
ジュビダームビスタシリーズの料金相場は、1ccあたり60,000~90,000円ほどです。初回限定プランを利用すると、3万円台で施術できるクリニックもあります。
クレヴィエルは、韓国のAESTURA社が開発した、高濃度・高密度が特徴のヒアルロン酸製剤です。
韓国食品医薬安全庁(KFDA)の承認を受けているクレヴィエルは、国内の多くのクリニックで採用されています。
クレヴィエルには、濃度が異なる「コントア」と「プライム」の2種類があります。コントアは、鼻やあごの形成に適しており、プライムは頬やあごのボリュームアップや、ほうれい線の改善に効果的です。
いずれも密度と粘度が高いため、形を保持する力が強く、1~1年半と持続期間が長いのが特徴です。料金相場は、1ccあたり55,000~80,000円ほどになります。
ベロテロは、ドイツのMERZ社が開発したヒアルロン酸製剤です。均一性が高いため、真皮層に均等に浸透し、滑らかでナチュラルな仕上がりが期待できます。
ベロテロのラインナップは、粘度の異なる5種類です。もっとも粘度が低いタイプのベロテロソフトは、目元や口元の小ジワに適しており、持続期間は3~4か月とされています。額やほうれい線の注入に適したベロテロバランスは、約12か月持続します。
ベロテロは、FDA(米国食品医薬品局)の承認を取得済みです。料金は、1ccあたり60,000円~80,000円が相場です。
ニューラミスは、韓国のメディトックス社が製造しているヒアルロン酸製剤です。韓国食品医薬安全庁(KFDA)の承認を受けています。
ニューラミスは、シワやほうれい線の改善、鼻や唇のボリュームアップなど、さまざまな施術に使用できるヒアルロン酸製剤です。
粘度の異なる4種類のヒアルロン酸をラインナップしており、持続期間は6か月~1年が目安です。
料金相場は1ccあたり30,000~50,000円と、ほかのヒアルロン酸製剤にくらべ、費用を抑えて注入できる点が魅力です。
ヒアルロン酸注入を検討するにあたり、各部位の注入量が気になるところでしょう。ヒアルロン酸注入における、部位別の目安量を解説します。
| 部位 | 目安注入量 |
|---|---|
| ほうれい線 | 0.5~2cc |
| 涙袋 | 0.1~0.3cc |
| あご | 1~2cc |
| 唇 | 0.5~1cc |
| 鼻筋 | 0.1~1cc |
| ゴルゴライン | 1~2cc |
| マリオネット | 1~2cc |
| 額 | 2~8cc |
| 眉間 | 0.1~0.2cc |
| 頬 | 0.5~3cc |
上記はあくまでも目安であり、個人の症状や希望の施術内容によって注入量は異なります。カウンセリングで医師と相談して、自分にあった適切な量を決めましょう。
ヒアルロン酸注入は手軽で効果的な施術ですが、注意点がいくつかあります。
●ダウンタイム
●注入後のNG行為
●注入できない人
3つの注意点について、それぞれ解説していきます。
ヒアルロン酸注入は、ダウンタイムの少ない施術とされており、中にはダウンタイムがほとんどない方もいます。
しかし、個人差があるため、以下のような症状があらわれる場合もあります。
●赤み
●腫れ
●内出血
●痛み
これらの症状は、数日程度で自然に消える場合がほとんどです。
極めてまれですが、感染症やアレルギー反応が起こる場合もあります。感染症やアレルギー反応が疑われる場合は、速やかにクリニックに相談しましょう。
ヒアルロン酸の効果を長く持続させるためにも、注入後は以下の行為を避けましょう。
●注入部位のマッサージ
●サウナや入浴
●激しい運動や飲酒
注入したヒアルロン酸が安定するまでには2週間程度かかります。その間、注入した部位にマッサージなどで圧を加えると、ヒアルロン酸が移動してしまう可能性があります。
サウナや入浴、激しい運動、飲酒などの行為は、血行が促され腫れや内出血があらわれやすくなります。施術当日は血行が良くなる行為は避けましょう。
ヒアルロン酸注入は以下に該当する方は受けられません。
●妊娠中または授乳中の方
●ケロイド体質の方
●糖尿病や膠原病などの持病がある方
●ヒアルロン酸注入で副作用が出たことがある方
ヒアルロン酸注入を検討している場合は、上記の条件に当てはまるかどうか、医師に相談するようにしましょう。
ヒアルロン酸注入を受ける際は、慎重なクリニック選びが大切です。以下の3つのポイントを参考にして、信頼できるクリニックを見つけましょう。
ヒアルロン酸注入は医療行為のため、クリニックや医師の実績を重視して選ぶことが大切です。
クリニックの実績として、ヒアルロン酸注入の症例数や、医師の資格や経験などを確認するようにしましょう。
症例数が多いクリニックでは、豊富な経験と知識に基づいた施術が受けられます。また、医師の資格や経験を確認することで、安全性や技術の高さが判断できるでしょう。
ヒアルロン酸の種類により、粘度や持続性などが異なるため、自分の希望にあったヒアルロン酸を取り扱っているクリニック選びが必要です。
ヒアルロン酸の種類や品質を判断するポイントとして、以下が挙げられます。
●持続性
●粘度
●品質
持続性が高いヒアルロン酸は、長い効果の維持が期待できます。粘度は、注入する部位や目的によって選ぶ必要があります。
ヒアルロン酸製剤の品質は、安全な施術を受けるうえで、もっとも重要なポイントです。
ヒアルロン酸注入の施術料金は、クリニックによって異なります。安さだけで選ぶのではなく、クリニックの実績やヒアルロン酸の種類や品質などを総合的に判断して、適切な価格のクリニックを選びましょう。
また、施術料金の明瞭さも重要なポイントです。施術料金の中に、麻酔代や初診料などが含まれているかどうかをチェックしましょう。
最後に、ヒアルロン酸注入のよくある質問を解説します。
●ヒアルロン酸とボトックスは何が違うの?
●ヒアルロン酸注入の効果は何年もつ?
●ヒアルロン酸注入に痛みはありますか?
疑問があれば、施術の前に必ず解消しておきましょう。
ヒアルロン酸とボトックスは、どちらも美容施術でよく用いられる薬剤ですが、作用はまったく異なります。
ヒアルロン酸は肌の水分を保つ働きをしています。ヒアルロン酸を皮膚に注入することで、シワやたるみを改善したり、ボリュームをアップさせたりする施術です。
ボトックスは、ボツリヌス菌から抽出されたタンパク質で、筋肉の収縮を抑える働きがあります。眉間などの表情筋に注入することで、表情ジワや汗ジミなどの改善に効果があります。
簡単にまとめると、無表情でもシワとなっている部位にはヒアルロン酸、表情の変化であらわれるシワにはボトックスが有効、といえるでしょう。
ヒアルロン酸注入の効果の持続期間は、注入する部位やヒアルロン酸の種類によって異なります。
一般的に、シワやたるみ改善に使用するヒアルロン酸は、6~12か月程度で効果が切れるといわれています。また、顔のボリュームアップに使用するヒアルロン酸は、1~2年程度で効果がなくなるとされています。
ヒアルロン酸は、体内に吸収されていく過程で、徐々に効果が薄れていくため、効果を維持するためには、定期的に再注入する必要があります。
ヒアルロン酸注入は注射による施術のため、針を刺す痛みが生じます。痛みが苦手な方は、麻酔クリームを使用しましょう。
なお、大半のヒアルロン酸製剤には麻酔が含まれているため、注入時の痛みは基本的にはありません。
ヒアルロン酸注入は、ほうれい線の改善や鼻の形成など、なりたい自分を叶えるための施術です。
施術時間が短く、ダウンタイムが少ないため、忙しい方でも試しやすい施術です。効果を実感しやすいため、すぐに鏡で変化を楽しめる点も魅力です。
キレイパスは、ヒアルロン酸注入の豊富なチケットを取り扱っています。リーズナブルに施術を受けられるため、ヒアルロン酸注入を検討している方は、キレイパスのチケットをぜひ利用してみてください。
自分にあったクリニックを見つけて、ヒアルロン酸注入で理想の自分を手に入れましょう。