更新日:2025.05.08

ダイエットしてもなかなか解消できない二重あごや二の腕のふりそで肉、太もものセルライト… 鏡に映る自分に、思わずため息をついてしまうことはありませんか?
部分痩せは、食事や運動だけではなかなか難しいものです。そんな悩みが解消できると期待されているのが「脂肪溶解注射」です。
脂肪溶解注射は、注射で脂肪細胞を溶かして部分痩せを目指す施術です。しかし、種類によって費用も異なるため、何からはじめれば良いか迷ってしまう方も多いでしょう。
そこで本記事では、脂肪溶解注射の特徴や部位別の注入目安量、効果が期待できる施術回数、製剤の種類、費用相場などを徹底解説します。
さらに、脂肪溶解注射の効果を高めるポイントも紹介しているので、理想の小顔や体型を目指したい方はぜひ参考にしてください。
脂肪溶解注射は、皮下脂肪への薬剤の注入により脂肪細胞を分解・溶解し、体外へ排出させる施術です。メスを使わずに部分痩せが期待できるため、SNSなどで注目を集めています。
はじめに、脂肪溶解注射の仕組みや、よく比較される脂肪吸引との違いについて解説します。
脂肪溶解注射は、脂肪を分解する働きを持つデオキシコール酸を主成分とする注入施術です。薬剤が脂肪細胞膜に作用することで細胞膜を破壊し、脂肪細胞がリンパ液や血液に乗って体外へと排出されます。
脂肪細胞は、脂肪を蓄える細胞です。摂取エネルギーが過多になると、脂肪細胞の数と大きさが増加し、見た目や体型が変化します。
脂肪溶解注射には、脂肪細胞自体の数を減らす効果があります。その結果、注入部位の部分痩せが期待できる仕組みです。
脂肪溶解注射は皮下脂肪の減少に加えて、セルライトの改善やむくみの解消などの効果も期待できます。
脂肪溶解注射と脂肪吸引は、どちらも脂肪を減らすための施術ですが、施術方法や効果、ダウンタイムなどにおいて大きな違いがあります。
●メスを使わない
●施術時間が短い
●ダウンタイムが少ない
●効果実感までに時間がかかる
●部分痩せに適している
●メスを使う
●施術時間が長い
●ダウンタイムが長い
●効果がすぐに実感できる
●広範囲の脂肪除去に適している
脂肪吸引は、効果をすぐに実感できるメリットがありますが、ダウンタイムが長く、日常生活に影響を及ぼします。一方、脂肪溶解注射はダウンタイムがほとんどないため、手軽に受けられる点がメリットです。
それぞれの特徴を理解したうえで、自分にあった方法を選ぶことが大切です。
脂肪溶解注射が向いているのは、以下のようなニーズを持つ人です。
●顔や二の腕など、特定の部位の脂肪を減らしたい人
●運動や食事制限をしても、なかなか脂肪が落ちない人
●周囲にバレずに痩せたい人
●脂肪吸引よりも負担が少ない方法で痩せたい人
脂肪溶解注射は、ピンポイントで脂肪を減らす効果が期待できます。ダイエットで落としにくい顔の頬や二重あご、二の腕などの気になる部分の脂肪を効率的に減らせるでしょう。
また、メスを使わずに注射で薬剤を注入する方法なので、腫れや内出血が出ても、数日で治まります。周囲にバレずに徐々に痩せたい人にも適しています。
脂肪溶解注射を検討するにあたり、気になるのが注入量や施術回数などではないでしょうか。ここからは、以下の脂肪溶解注射の効果について解説します。
●効果的な施術部位と注入量の目安
●効果が期待できる施術回数の目安
●効果の持続期間
それぞれ解説するので、ぜひ参考にしてください。
脂肪溶解注射は、皮下脂肪のある部位なら全身のどこにでも適応できます。中でもニーズの多い部位の注入量の目安は以下です。
| 部位 | 期待できる効果 | 注入量の目安 (片側) |
|---|---|---|
| 頬 | 小顔効果 | 2~4cc |
| 口角 | 口角が上がることによる若見え | 2~4cc |
| フェイスライン | たるみの解消、小顔効果 | 2~10cc |
| あご下 | 二重あごの解消 | 4~5cc |
| 二の腕 | ふりそで肉の解消 | 10~20cc |
| 脇 | ブラのハミ肉の解消 | 5~10cc |
| 太もも | セルライトの改善、スタイルアップ | 10~20cc |
| ふくらはぎ | むくみの改善、スタイルアップ | 10~20cc |
いずれの部位も片側の注入目安量となります。上記はあくまで目安であり、実際の注入量は脂肪の量や体質などによって異なります。
脂肪溶解注射で効果が期待できる施術回数の目安は、3~5回です。1回の施術で効果を実感できる場合もありますが、数回の施術を重ねることで、より効果を実感しやすくなります。
脂肪溶解注射は、2~3週間の間隔の施術が良いとされています。施術間隔が短すぎると、体が脂肪を排出する前に次の施術を行うことになり、効果が得られにくくなります。また、施術間隔が長すぎると、効果が薄れてしまう可能性があります。
脂肪溶解注射の種類によっても適切な回数や間隔は異なるため、よく医師と相談しましょう。
脂肪溶解注射は、脂肪細胞自体を破壊する施術です。一度破壊された脂肪細胞は再生しないため、理論的にはリバウンドしません。適切な生活習慣を維持すれば、半永久的に効果が持続するとされています。
しかし、暴飲暴食を続けると、残存している脂肪細胞が肥大化し、結果的にリバウンドしてしまう可能性があります。
脂肪溶解注射の効果を持続させるためには、暴飲暴食を避け、バランスの良い食事を摂るなど、普段の生活習慣を整えることが大切です。
脂肪溶解注射には複数の製剤があり、それぞれ主成分であるデオキシコール酸の配合濃度が異なります。ここからは、多くのクリニックで取り扱っている以下の4種類を解説します。
●FatX core(ファットエックスコア)
●BNLS Ultimet(BNLS アルティメット)
●カベリン
●チンセラプラス
ぜひ参考にして、自分のニーズにあう脂肪溶解注射を選びましょう。
FatX coreは、韓国のTNS社が開発した脂肪溶解注射です。
腫れや痛みを軽減する作用を持つ、NAIS complexの配合量のコントロールにより、ダウンタイムを抑えた施術が可能です。同じTNS社が発売したFatXに比べ、腫れや痛みが半分ほど軽減できるとされています。
また、従来の脂肪溶解注射より、脂肪を溶解する効果のあるデオキシコール酸がもっとも高濃度の1%で配合されているため、高い脂肪溶解効果が見込めます。加えて、セルライトの改善、コラーゲン生成の促進による肌の引き締め効果も期待できます。
FatX coreの1ccあたりの費用相場は、7,000~22,000円程度とクリニックにより開きがあります。1cc以上の単位で提供されているメニューを選択すると、より費用を抑えられるでしょう。
BNLS Ultimetは、初心者でもチャレンジしやすいとして多くのクリニックで取り扱いのある脂肪溶解注射です。従来のBNLS Neoからデオキシコール酸の量を200倍増量し、さらに肌の引き締め成分などが追加されたことで、より強力な効果が期待できます。
BNLS Ultimetは、従来の脂肪溶解注射よりも即効性が高いことでも知られています。最短3日で効果を実感できる場合もあるとされています。
痛みや腫れなどのダウンタイムがほとんどないとされ、すぐにメイクも可能です。腫れがほとんどないため、マスクで隠せない顔周りの注入に適しています。
1ccあたりの費用相場は、3,500~10,000円程度です。比較的リーズナブルに受けられるので、脂肪溶解注射がはじめての人に向いています。
カベリンは、デオキシコール酸とL-カルニチンを主成分とした脂肪溶解注射です。痛みを抑えることと、脂肪溶解効果を両立させたバランスの良い製剤です。
デオキシコール酸が0.5%と多く含まれており、あわせて配合されているL-カルニチン、アーティーチョークが腫れを抑えてくれます。
ダウンタイムが少ないため、施術のために仕事や学校の休みを取る必要はありません。まぶたや鼻などの顔周りへの施術も安心して受けられるでしょう。
カベリンの1ccあたりの費用相場は6,500~12,000円です。
チンセラプラスはデオキシコール酸が0.8%と高配合されている、高い脂肪溶解効果が期待できる薬剤です。
浸透圧が中性phで独自調整されているため、高い脂肪溶解効果がありながらも、注入時の痛みや腫れが軽減されています。
チンセラプラスの施術は、1か月に1回の頻度が推奨されています。1ccあたりの費用相場は9,000~13,000円程度です。
ここからは、脂肪溶解注射の効果を高める以下の4つのポイントを解説します。
●マッサージをする
●適度な運動と食事管理を心がける
●複数回施術を受ける
●ほかの美容施術と組み合わせる
ぜひ参考にして、脂肪溶解注射の効果をより高めましょう。
脂肪溶解注射の施術後のセルフマッサージは、効果を高めるために有効とされています。マッサージは、薬剤の浸透と老廃物の排出を促進する効果が得られます。施術部位を軽く揉み、リンパの流れに沿って老廃物を流すように行うと良いでしょう。
ただし、施術部位に痛みがあったり、内出血や腫れがあったりする場合は、症状を悪化させる可能性があるため行わないようにしましょう。
脂肪溶解注射の効果を高めるためには、適度な運動と食事管理を心がけることが非常に重要です。
脂肪溶解注射で脂肪細胞を減らしても、生活習慣を改善しなければ、残りの脂肪細胞が大きくなりリバウンドしてしまう可能性があります。
運動は脂肪を燃焼する効果があり、脂肪溶解注射で溶解された脂肪をより効率的に排出するのに役立ちます。あわせて、カロリー過多を避けバランスの良い食事を心がけましょう。特に、糖質や脂質の摂取量を控えることが重要です。
適度な運動と食事管理の心がけにより、脂肪溶解注射の効果を最大限に高められるでしょう。
1回の施術ですべての脂肪細胞を破壊することは難しいため、複数回の施術で徐々に脂肪細胞を減らしていく必要があります。
副作用のリスク軽減のために、1回の施術で注入できる薬剤量には制限があります。複数回の施術に分けることで、より効果的に脂肪を減らせるでしょう。
ハイフやボトックス注射と組み合わせることでも、脂肪溶解注射の効果を高められます。
脂肪溶解注射で脂肪細胞を減らし、ハイフでたるみやリフトアップを引き起こすことで、それぞれの効果を最大限に発揮し、より理想的なフェイスラインに近づけます。ハイフ→脂肪溶解注射の順であれば、同日の施術も可能です。
また、脂肪溶解注射で脂肪を減らし、ボトックス注射で筋肉の動きを抑制することは小顔効果を高めるために有効です。脂肪溶解注射とボトックス注射も同日に施術が受けられます。
脂肪溶解注射を効果的に受けるためには、下記のデメリットやダウンタイムも理解しておく必要があります。
●脂肪溶解注射のデメリット
●副作用・ダウンタイム
●施術を受けられない人
それぞれ解説するので、ぜひ参考にしてください。
脂肪溶解注射は、薬剤によって脂肪細胞を溶解し、徐々に体外に排出する施術です。そのため、効果を実感できるまでに数週間から数か月かかる場合があります。
また、脂肪溶解注射は、皮下脂肪にのみに効果を発揮します。内臓脂肪には作用しないため、内臓脂肪を減らしたい場合は、運動や食事制限での痩身が必要です。
一度に注入できる薬剤の量に制限があるため、広範囲の脂肪除去には向いていない点もデメリットと言えるでしょう。
脂肪溶解注射は、副作用とダウンタイムが少ない点が特徴です。顔への注入後でも、すぐにメイクが可能です。
副作用として施術後に痛みや腫れ、内出血などの症状が現れる場合がありますが、数日から長くても1週間程度で収まるでしょう。
なお、副作用やダウンタイムの程度は、使用する薬剤によっても異なります。
以下のような人は脂肪溶解注射を受けられません。
●妊娠中・授乳中の人
●高血圧の人
●糖尿病の人
●アレルギー性皮膚炎・アトピー性の人
●心疾患・腎疾患の人
●甲状腺機能亢進症の人
●薬剤の成分にアレルギーを持っている人
上記に該当しない場合でも、気になる症状があれば医師に健康状態や体質について詳しく伝えることが大切です。
最後に、脂肪溶解注射のよくある質問を解説します。
●脂肪溶解注射で体重は減る?
●脂肪溶解注射は1回だけでも効果がある?
●脂肪溶解注射は永久に効果がある?
しっかり理解して、脂肪溶解注射の効果を最大限に高めましょう。
脂肪溶解注射は、部分的な脂肪を減らす効果はありますが、体重を減らす効果は期待できません。
脂肪細胞は体内に数多く存在し、脂肪溶解注射で破壊できる細胞数は限られています。そのため、体重全体に大きな影響を与えることは難しいでしょう。体重を減らすためには、脂肪溶解注射だけでなく、食事や運動などの生活習慣の改善が必要です。
脂肪溶解注射は1回だけでも効果を実感できる可能性があります。しかし、効果の程度は個人の体質や施術部位、使用する薬剤などによって異なります。
一般的には、1回の施術で劇的な効果を期待することは難しいため、3~5回の施術が推奨されます。
脂肪溶解注射は、脂肪細胞を破壊し体外へ排出することで効果を発揮します。破壊された脂肪細胞は再生されないため、注入部位の脂肪は減少し、効果が持続します。
しかし、体内に残っている脂肪細胞は、暴飲暴食などの影響で大きくなる可能性があります。脂肪溶解注射の効果を維持するためには、生活習慣の改善も必要です。
この記事では、脂肪溶解注射の効果や部位別の注入目安量、施術回数、種類まで徹底解説しました。
気になる二の腕や太もも、お腹など、部分的な脂肪を減らしたい人にとって、脂肪溶解注射は非常に有効な手段と言えるでしょう。
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