更新日:2025.05.02

「口角が下がって怒っているように見える」「表情が暗いと言われる」といったお悩みをお持ちの方は、口角ボトックスで悩みを改善できるかもしれません。口角ボトックスは、口周りにボトックス注射を打つことで口角を上向きにし、表情を明るくする美容施術です。
短時間で手軽に受けられ、自然な仕上がりで周囲にバレにくい魅力があります。しかし、効果の持続期間や副作用などに不安を感じる方も多いでしょう。
そこで今回は、口角ボトックスとはどのような施術なのか、そのメリット・デメリットを詳しく解説します。向いている人や値段相場なども紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。
口角ボトックスとは、口周りの筋肉に注射を打って口角を引き上げる美容施術です。ボトックスはボツリヌス菌が生成する天然のタンパク質のことで、筋肉の動きを抑制する働きがあります。
口角には口角挙筋(口角を上げる筋肉)と口角下制筋(口角を下げる筋肉)がありますが、ボトックスを注入するのは口角下制筋です。口角下制筋に注射を打つことで、口角を下げる力が弱まり、自然と口角が上がるようになります。
その結果、表情が明るく、若々しく見えるようになることが口角ボトックスの魅力です。また口元のシワ改善効果も期待できます。
見た目や表情に関する悩みの改善に役立つ口角ボトックス。そんな口角ボトックスの主な特徴やメリットは以下の通りです。
口角ボトックスの施術は注射を打つだけなので、わずか5~10分ほどで完了します。仕事や家事で忙しい方でも、スキマ時間を利用して手軽に施術を受けられるのが大きな特徴です。
ボトックスを注入することで口角が上がると、表情が明るく見えるようになります。「印象が暗いと言われたことがある」「年齢より上に見られることが多い」などの方は、口角ボトックスによって明るく若々しい印象を与えられるようになるでしょう。
また、明るい表情は好印象を与えるだけでなく、自信にもつながります。口角ボトックスで表情を改善することで、生き生きと日常生活を過ごせるようになるでしょう。
口角ボトックスは数日かけて徐々に効果を発揮するため、変化が周囲にバレにくいのが特徴です。急に表情が変わることで美容整形を疑われたり、不自然さを指摘されたりする心配がほとんどありません。
周囲の目が気になる方でも、気づかれにくい口角ボトックスなら気兼ねなく施術を受けられるでしょう。
口角ボトックス施術は注射のみでメスは使用しないため、ダウンタイムが少ないのがメリットです。皮膚を切る美容施術と異なり傷跡がほとんど目立たず、身体への負担も少なく済みます。腫れや内出血が出てしまった場合でも、メイクで十分隠すことができます。
ダウンタイムが少なければ、施術後に長期間休みを取る必要がありません。仕事や学校などで忙しい方でも、ライフスタイルを乱すことなく口角ボトックスを受けられるでしょう。
口角ボトックスには表情が明るくなったり、施術が短時間で済んだりするメリットがある一方で、いくつかデメリットもあります。施術後に後悔しないためにも、デメリットをよく理解しておきましょう。
注射を打つ場所や量を間違えると、口元が上手く動かなくなり、表情がぎこちなくなることがあります。施術者の技術力が低いと失敗につながりやすいため、信頼できるクリニックを選ぶことが重要です。
また表情筋は左右差があることがほとんどのため、左右で同量のボトックスを注入しても、表情に差が出てしまうことがあります。明らかに左右で差がない限り見極めるのは難しいため、心配な場合は薬剤の量を少なめにするなど、医師と相談した上で施術を受けましょう。
なお表情に違和感が出たとしても、ボトックスの効果は徐々に薄くなるため、表情のぎこちなさは自然となくなっていきます。
ボトックス注射を打つと、人によっては内出血・赤み・腫れなどの副作用が出ることがあります。副作用は長くても1週間ほどで治まることがほとんどで、メイクで隠せば目立たずに済みます。
施術後に激しい運動をしたり、長時間の入浴をしたりすると、血行が促進されて副作用の症状が現れやすくなるため注意が必要です。施術から数日間は安静に過ごすようにしましょう。
口角ボトックスの効果は永久ではなく、3~6ヶ月ほどで効果が消えてしまいます。効果を長く持続させるには、定期的な施術が必要です。
継続して施術を受ける場合は、3~4ヶ月に1回のペースで通院しましょう。ボトックスの効果が消える前に施術を受けることで、持続期間をより長くすることができます。
口角ボトックスはさまざまな人に効果が期待できる施術ですが、特に施術を受けるのが向いている人の特徴を紹介します。当てはまる項目がある方は、ぜひ口角ボトックスを検討してみてください。
自分の表情が暗く見えることに悩んでいる人は、口角ボトックスで口角を上向きにすると悩みを改善できるでしょう。
表情が暗く見えるのは、表情筋が衰えて口角が下がることが原因です。口角が下がっていると、周囲にとっつきにくい印象を与えてしまうことがあります。
ボトックスを注入して口角の下がりを抑制すれば、自然と口角が上がり表情が明るくなります。周囲の人が好印象を抱いてくれるようになり、自信にもつながるでしょう。
怒っているような印象を与えてしまう人は、ボトックスを注入して口角を上げ、顔の印象を柔らかくするとよいでしょう。
口角が下がっていると、自分では普段通りにしているつもりでも、不機嫌な印象を与えてしまうことがあります。周囲から「怒っているの?」と誤解されやすくなり、コミュニケーションに悪影響が出ることも。
口角ボトックスで口角を上向きにすることで、怒っているような印象を和らげられます。無表情でも穏やかな印象になるため、誤解されることが少なくなるでしょう。
口の両端からあごに向かって伸びるシワ(マリオネットライン)は、口角下制筋の収縮により生じます。口角ボトックスによって口角下制筋の収縮を緩和することで、口角を下げる力が弱まり、シワ改善の効果が期待できます。
口周りのシワは、年齢よりも老けて見られてしまう要因の一つです。若々しい表情を維持したい方は、口角ボトックスでシワを目立たなくするとよいでしょう。
口角ボトックスの効果が現れるタイミングは、注入後から数日~1週間ほどです。効果が現れ始めると口角が上向きになり、表情が明るくなったことを実感できます。笑顔になりやすくなるので、自然と口元に自信が持てるようになるでしょう。
また口角ボトックスの効果は、個人差はありますが3~6ヶ月ほど持続するとされています。時間の経過とともに効果は弱まりますが、継続して施術を受けることで、効果の持続期間を長くすることが可能です。
ボトックスの注入量は「単位」で表されます。口角ボトックスの注入量は人によって異なりますが、おおよそ4~8単位のクリニックが多いようです。
また口角ボトックスの値段の相場は7,000~50,000円です。クリニックによって施術料金に大きな差があるのは、指名料・技術料・麻酔の有無・広告費などが異なるためです。またアラガン社製のボトックスビスタと、アラガン社製以外のボツリヌストキシン注射では、価格に大きな差があります。
クリニックの良し悪しは値段だけでは単純に比較できないため、薬剤の種類や実績を確認し、納得できるクリニックを選びましょう。
口角ボトックスの施術は、以下の流れで進んでいきます。
口角ボトックスを安全に受けるには、信頼できる医師のもとで施術を受けることが大切です。十分にカウンセリングを行い、納得した上で施術に臨むようにしましょう。
また施術後は内出血などの副作用を防止するために、血行が促進される行為は避けましょう。激しい運動やサウナ、飲酒、顔のマッサージは控えた方が無難です。
口角ボトックスを失敗してしまうと、効果が切れるまで待つしかなくなってしまいます。後悔しないためには、クリニック選びのポイントを押さえておくことが重要です。
施術者の技術力の高さを見極めるために、実績の多さ・症例写真を確認しておきましょう。
実績が多く、公式HPに症例写真をたくさん上げているクリニックは、多くの患者が信頼を寄せている可能性が高いです。また数多くの施術を行った経験から、一人ひとりの顔の特徴を見極め、自然で美しく仕上がるように処置してもらえるでしょう。
口コミなども確認し、信頼できるか見極めることがクリニック選びを失敗しないポイントです。
ボトックス注射は副作用が少ないと言われていますが、リスクを防ぐために安全性の高い薬剤を使用しているクリニックを選ぶことが大切です。代表的な薬剤には、以下の4つがあります。
| 薬剤 | 特徴 |
|---|---|
| ボトックスビスタ | ・アメリカ・アラガン社 ・有効性・安全性の高さが認められている |
| ボツラックス | ・韓国・ヒューゲル社 ・ボトックスビスタと成分がほとんど同じ |
| コアトックス | ・韓国・メディトックス社 ・繰り返し使っても抗体ができにくい |
| ニューロノックス | ・韓国・メディトックス社 ・日本での販売実績が豊富 |
アラガン社の「ボトックスビスタ」は、厚生労働省が日本で唯一承認している薬剤です。また韓国製の薬剤は、いずれもKFDA(韓国食品医薬品安全庁)の承認を受けています。
口角ボトックスを後悔しないためにも、薬剤の安全性は妥協せずにチェックしておきましょう。
最後に、口角ボトックスに関するよくある質問を紹介します。ボトックスのリスクが不安な方は、ぜひ参考にしてください。
ボトックスを打ち続けると、口周りの使われない筋肉が委縮するため、効果の持続期間が長くなります。ボトックスの効果がわずかに残る頃合いに施術を繰り返すことで、次回の施術までの間隔が徐々に長くなっていくでしょう。
なおボトックスを打ち続けることで大きな副作用につながる事例は、今のところ確認されていません。しかし、効果が十分に残った状態で何度も施術を繰り返すと、抗体ができてボトックスの効果が弱くなることがあります。医師と相談し、適切な間隔で施術を受けることが大切です。
口角ボトックスで自然と口角が上がれば、不必要に顔を触ることがなくなり、たるみの予防につながります。
たるみが生じるのは、顔のマッサージや表情筋トレーニングなどで靭帯が伸びることが一つの原因です。一度伸びてしまった靭帯は元に戻らないため、顔を触らないことが有効なたるみの予防方法になります。
口角ボトックスに失敗した場合は、効果が薄くなるのを待ちましょう。ボトックスの効果は3~6ヶ月ほどで消えるため、徐々に表情の違和感がなくなります。
口角ボトックスが失敗する原因は注射する場所を誤ることが大半のため、技術力の高いクリニックを選ぶことが重要です。値段の安さだけで判断せず、実績や症例写真を確認して信頼できるクリニックを選びましょう。
口角ボトックスは注射による施術のため、チクッとした痛みを感じることがあります。しかし痛みはそれほど強くなく、我慢できる程度であることがほとんどです。
痛みが心配な場合は、麻酔クリームや表面麻酔を使用して痛みを軽減することもできます。カウンセリング時に医師に相談し、不安を解消した上で施術を受けましょう。
口角ボトックスは安全性の高さが認められている施術ですが、以下のような人は施術を受けられない場合があります。
●妊娠中や授乳中の人
●神経疾患や筋肉疾患がある人
●ボトックスにアレルギーがある人
胎児や乳児への安全性が確立されていないため、妊娠中・授乳中の人は施術を控えましょう。また疾患やアレルギーがある人は、呼吸困難や嚥下障害など重篤な副作用が出る可能性があります。
上記に当てはまらない場合でも、施術について不安がある場合は医師に相談し、施術を受けられるか判断してもらいましょう。
本記事では、口角ボトックスの特徴やメリット・デメリット、効果の持続期間、値段相場などを詳しく解説しました。
口角ボトックスは短時間で手軽に受けられ、表情を明るくできる魅力的な施術です。明るい表情は自信にもつながり、生き生きと日常生活を過ごせるようになるでしょう。
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