更新日:2025.03.28

顔の脂肪は、ダイエットではなかなか落ちにくく、悩みの種になっている方も多いのではないでしょうか?
そんな悩みを解消し、理想の小顔に近づける施術として顔の脂肪吸引が期待を集めています。顔の脂肪吸引にはダウンタイムも伴うため、メリットだけでなくデメリットもしっかり理解したうえで、自分にあった施術か判断することが大切です。
本記事では、顔の脂肪吸引のメリット・デメリット、施術の流れ、ダウンタイムの経過など、気になる情報を詳しく解説します。
記事を読み終える頃には、顔の脂肪吸引への理解が深まり、理想の小顔を手に入れるための具体的な施術のイメージができるようになるでしょう。
顔の脂肪吸引は、カニューレと呼ばれる細い吸引管で脂肪細胞を直接吸引する施術です。頬や顎下の余分な脂肪を除去して、フェイスラインをシャープに整えることで、小顔効果を得られます。
顔の脂肪吸引で主にターゲットとなるのは、頬と顎下です。
●頬:頬の高い位置にある脂肪を、耳の付け根部分から吸引する
●顎下:二重顎の原因となる脂肪を、顎下から吸引する
頬や顎下は、顔の中でも脂肪がつきやすく、ダイエットではなかなか落とせない部位です。脂肪吸引は、頬や顎下の脂肪をピンポイントで除去できるため、理想的なフェイスラインに近づけます。
脂肪吸引には、シリンジ法と機械による吸引の2種類の方法があります。それぞれの特徴を理解したうえで、自分にあった方法を選択しましょう。
シリンジ法は、注射器を使って医師の手作業で脂肪を吸引する方法です。医師の手で直接吸引量をコントロールできるため、顔のような繊細な部位に適しています。機械式に比べて吸引力が弱いため、周辺組織へのダメージが少なく、腫れや内出血を抑えられる点がメリットです。
シリンジ法では、吸引量の調整や仕上がりが、医師の技術力に大きく左右されるため、経験豊富な医師を選ぶことが重要です。
機械による脂肪吸引は、超音波や振動を利用して脂肪を吸引する方法です。シリンジ法に比べ吸引速度が速く、一度に吸引できる量が多いため、広い範囲の施術に適しています。機械によって均一な吸引が可能なため、滑らかな仕上がりが期待できる点も特徴です。
反対に、吸引力が強いため周辺組織へのダメージが大きく、腫れや内出血が大きくなる傾向があります。顔の脂肪を取りすぎてしまうと、皮膚がたるんだり、凹凸ができてしまったりするリスクがあります。そのため、適切な吸引量を見極める技術力を持った医師選びが重要です。
顔の脂肪吸引は、以下のような悩みを持つ方に向いています。
●ダイエットしても顔の脂肪が落ちない
●輪郭をシャープにしたい
●二重顎を解消したい
●たるみやむくみが気になる
顔の脂肪は、体全体の脂肪とは異なり落ちにくい部位です。食事制限や運動をして体は引き締まっても、顔の脂肪が落ちないという方は少なくありません。ダイエットでは落とせない顔の脂肪も、脂肪吸引であれば効率的に除去できます。
また、顔の脂肪を減らすことで、輪郭をシャープにする効果も期待できます。さらに、二重顎やたるみ、むくみなどの悩みも改善できるでしょう。
反対に、顔の脂肪吸引が適さないのは以下の方です。
●顔の脂肪がもともと少ない
●重度のたるみがある
●骨格が原因で顔が大きい
もともと顔の脂肪が少ない方は、吸引できる脂肪量が少ないため、効果を実感しにくいでしょう。脂肪を必要以上に吸引すると、皮膚がたるんだり、凹凸になったりするリスクもあります。
また、重度のたるみがある方は、脂肪吸引によりたるみが悪化してしまう可能性があります。たるみが重度の場合、たるみを引き締めるリフトアップ施術と組み合わせることで、効果的な改善が期待できるでしょう。
ここからは、顔の脂肪吸引のメリットを3つ解説します。
顔の脂肪吸引は、ほかの痩身方法と比べて短期間で効果を実感しやすいメリットがあります。
脂肪吸引は皮下脂肪に直接アプローチし、脂肪細胞を直接除去します。部分的な脂肪をピンポイントで減らせるため、1回で効果を実感しやすい施術です。
顔の脂肪吸引は、脂肪細胞そのものを除去するため、リバウンドしにくいメリットがあります。一度除去した脂肪細胞は再び増殖しないため、基本的に半永久的な効果が期待できます。
耳の付け根や顎下に小さな穴を開け吸引するため、傷跡が目立ちにくい点もメリットと言えます。耳の付け根や顎下は、普段対面で会話する際に見えない場所なので、傷跡から脂肪吸引が周りにバレる心配もありません。
顔の脂肪吸引を受ける際は、事前にデメリットもきちんと理解しておく必要があります。ここからは、顔の脂肪吸引のデメリットを解説します。
顔の脂肪吸引のダウンタイムでは、腫れ・内出血・むくみ・拘縮(こうしゅく)などの症状が現れます。
腫れや内出血などの症状は個人差がありますが、通常は1~2週間ほど続き、最終的な完成までは3か月程度かかるとされています。
顔の脂肪吸引は、脂肪細胞自体を体外に取り除くため、リバウンドしにくい施術と言えます。しかし、絶対にリバウンドしないとは言い切れません。
脂肪吸引後にカロリー過剰な食生活を続けると、残った脂肪細胞が肥大化し、リバウンドにつながる恐れがあります。リバウンドを防ぐためには、バランスの取れた食事や適度な運動を心がけましょう。
顔の脂肪吸引は、ほかの美容医療に比較して費用がかかる点がデメリットです。クリニックや施術内容によって費用は異なりますが、20~50万円程度と考えておきましょう。
クリニックを比較検討する際は、麻酔代が施術費用に含まれているかも必ずチェックしましょう。
ここでは、顔の脂肪吸引の施術の流れを解説します。
医師から施術内容やリスク、アフターケアについて説明を受けます。自分のなりたいイメージと医師の提案をすりあわせて、仕上がりのデザインをしっかり共有しましょう。
施術を安全に行うため血液検査を行います。他院で受けた検査結果の提示でも問題ない場合もあります。以前に受けた検査結果を持っている場合は、カウンセリング時に相談しましょう。
脂肪を吸引する部位に局所麻酔を行います。希望に応じて笑気麻酔(静脈麻酔)の併用も可能なため、事前に相談しましょう。麻酔が効いたら、施術に入ります。
針穴程度の小さな穴から脂肪吸引管を挿入し、脂肪を吸引していきます。吸引自体の施術時間は20分ほどです。
施術後は、患部に圧迫帯を巻いて腫れや内出血を抑えます。また、痛み止めや抗生物質などの薬を処方されます。少し休憩をしてそのまま帰宅が可能です。
ダウンタイム中は、腫れや内出血、痛みなどの症状が現れます。症状は個人差がありますが、一般的に以下のような経過をたどります。事前に理解してスケジュールを立てておくと安心です。
施術後、麻酔が切れると筋肉痛のような痛みを感じはじめるため、用法通りに痛み止めを服用します。腫れや内出血、痛みの軽減のため、医師の指示通りにフェイスバンドで固定します。当日はシャワー・入浴ともに不可です。無理な行動は控え、安静に過ごしましょう。
痛みや腫れがピークをむかえ、徐々に落ち着きはじめます。3日程度経過すれば、フェイスバンドを外せるようになります。シャワーは可能ですが、入浴は血行を上げてしまうため3日目まではNGです。
痛みや腫れが落ち着き、むくみや内出血も徐々に引いて気にならない程度になります。 顔全体のメイクも可能です。
腫れや内出血などの症状は、ほとんど落ち着きます。3週間から1か月ほど経過すると、拘縮(こうしゅく)と呼ばれる皮膚の引きつれが現れることがあります。拘縮は時間とともに徐々に改善されますが、マッサージすることで症状が軽快します。
拘縮が現れた場合も3か月程度で改善されるでしょう。症状が落ち着き、最終的な仕上がりとなります。
より小顔効果を高めたい方やシャープな輪郭を手に入れたい方は、ほかの施術との併用を検討しましょう。ここからは、顔の脂肪吸引と相性の良い3つの施術を解説します。
顔の脂肪吸引と糸リフトは、それぞれ単独で行うよりも組み合わせることで相乗効果が期待できます。
脂肪吸引は余分な脂肪を取り除くことで、フェイスラインをシャープに変化させます。糸リフトは、たるんだ皮膚を糸で引き上げることで、リフトアップ効果をもたらします。
脂肪吸引で脂肪を減らし、糸リフトで皮膚を引き上げることで、より小さくシャープな輪郭を形成できるでしょう。さらに、糸リフトによって引き上げられた皮膚は、脂肪吸引後のたるみを予防する効果も期待できます。
メリハリのあるフェイスラインを求める方は、ヒアルロン酸の併用を検討してみましょう。特に、横顔のラインを整えたい、よりシュッとした顎にしたい方には、ヒアルロン酸との組み合わせが適しています。
脂肪吸引で顎下の脂肪を取り除いて二重顎を解消し、横顔のラインをすっきりさせます。さらにヒアルロン酸の注入により、顎に適度な高さとメリハリを与え、シャープで美しいフェイスラインを形成できるでしょう。
エラが張っている原因が筋肉の場合、脂肪吸引のみでは小顔効果が得られないことがあります。エラが張っている方にとって、脂肪吸引とボトックス注射の組み合わせは有効な選択肢となります。
ボトックスは、表情筋の動きを抑制して筋肉の張りによるエラを目立たなくする施術です。脂肪吸引で余分な脂肪を除去し、ボトックスでエラを目立たなくすることで、すっきりとしたフェイスラインが作れます。
理想のフェイスラインを叶えるためには、クリニック選びが非常に重要です。ここから解説するクリニック選びのポイントを参考にして、信頼できるクリニックを見つけましょう。
カウンセリングで希望や悩みを聞いてくれるだけでなく、施術内容やリスク、アフターケアについてもきちんと説明してくれるクリニックを選びましょう。
コミュニケーションが取れる医師であるか、疑問点があれば遠慮なく質問できる環境であるかも、カウンセリングでしっかり見極めましょう。
顔の脂肪吸引は、高い技術と経験が必要な施術です。理想の仕上がりになるためには、経験豊富な医師が在籍しているクリニック選びが大切です。クリニックのホームページなどで、医師の経歴や症例数などを確認しましょう。
あわせて、症例写真も必ずチェックしましょう。症例写真を見ることで自分が理想とする仕上がりを実現できる医師であるかを確認できます。
脂肪吸引後には、腫れや痛みなどのダウンタイムがあります。万が一、トラブルが発生した場合に備えて、アフターケア体制が充実しているクリニックを選びましょう。
具体的には、再診や相談がしやすい体制、万が一の際の保証制度などが充実しているかどうかを確認しましょう。
最後に、顔の脂肪吸引に関するよくある質問を解説します。
●顔の脂肪吸引と脂肪吸引注射の違いは?
●バッカル・メーラー・ジョールファット除去との違いは?
●顔の脂肪吸引の費用相場は?
●顔の脂肪吸引をしたのに変わらないことがある?
どれも多くの方が疑問に思う内容のため、ぜひチェックしてみてください。
顔の脂肪吸引は、カニューレと呼ばれる細い管を挿入して、皮下組織の脂肪を直接吸引する方法です。一方、脂肪吸引注射は、極細の注射針で針穴を開け、脂肪を直接吸引する方法です。
顔の脂肪吸引は、より多くの脂肪を吸引でき、効果も持続しやすいというメリットがあります。一方、脂肪吸引注射は、施術後に圧迫固定を行う必要がなく、ダウンタイムが短いメリットがあります。
バッカルファット、メーラーファット、ジョールファットは、顔の特定の位置にある脂肪組織です。
●バッカルファット:頬骨の下側面にある笑うと盛り上がる部分の脂肪
●メーラーファット: 頬骨周辺のゴルゴ線とほうれい線との間に位置する皮下脂肪
●ジョールファット:口角下から顎にかけてのフェイスラインにある皮下脂肪
これらの脂肪組織をピンポイントで除去するのが、バッカル、メーラー、ジョールファット除去です。
一般的に顔の脂肪吸引は頬と顎下を対象としているため、これらは別の施術として扱われます。バッカル、メーラー、ジョールファットの脂肪は、取りすぎると将来的に顔のコケにつながる恐れがあるため、慎重に検討しましょう。
顔の脂肪吸引の費用相場は、施術部位やクリニックによって異なりますが、一般的には20~50万円程度です。
顔の脂肪吸引の効果を実感できない理由は以下が考えられます。
●もともと脂肪が少ない: 脂肪細胞の数が少ないと、吸引できる脂肪量も少なく、目に見える変化がでにくい場合があります
●脂肪の吸引量が少ない: 十分な脂肪量を吸引できていないと、効果を実感できない可能性があります
●施術後の腫れ・むくみが引いていない: 施術後しばらくは腫れやむくみが続くため、効果が分かりにくいことがあります
理想の仕上がりを手に入れるためには、技術力の高い信頼できるクリニックで施術を受けることが大切です。
顔の脂肪吸引は、余分な脂肪をピンポイントで除去して、シャープなフェイスラインを短期間で手に入れられる施術です。効果を実感しやすいことから、理想の小顔を目指す多くの方に選ばれています。
顔の脂肪吸引が自分にあった施術か判断するためには、信頼できるクリニックでカウンセリングを受けることが重要です。カウンセリングは、医師とのコミュニケーションを図る絶好の機会です。質問や不安な点は遠慮なく伝え、納得いくまで相談しましょう。
記事で紹介した内容を参考に、理想のフェイスラインを手に入れるための第一歩をぜひ踏み出してください。