更新日:2025.05.02

「クマ取りしたいけどけど、ダウンタイムが心配」「腫れたり内出血したりするのはどれくらい続くの?」
クマ取りは、目元の印象を大きく変える効果的な施術ですが、ダウンタイムに不安や疑問を抱える方も多いでしょう。
本記事では、各施術法別のクマ取りのダウンタイムや、ダウンタイムの過ごし方のポイントなどを解説します。さらにダウンタイム中の言い訳の例も紹介しています。
適切な知識を手に入れれば、ダウンタイムを快適に過ごし、理想の目元により早く近づけます。ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
適切なクマ取り施術の選択のために、まずは自身のクマの種類を確認しましょう。ここからは、3種類のクマの種類と原因、種類別の適応施術を解説します。

黒クマは、横に引っ張るとクマが目立たなくなる、または上を向くとクマが薄く見える、目の下にたるみやふくらみがある点が特徴です。
加齢や目の酷使などによって、目の周りの筋肉が衰え、眼窩脂肪と呼ばれる目の下の脂肪が前方へせり出すことで起こります。脂肪の影が黒クマとして目立つようになるため、影クマとも呼ばれます。
黒クマはセルフケアでは改善できません。黒クマを改善したい場合、いわゆるクマ取りと呼ばれる以下の施術が適応になります。
●切らないクマ取り(経結膜脱脂)
●ハムラ法(下眼瞼脂肪再置換)
●裏ハムラ法(経結膜的眼窩脂肪移動術)
目の下の皮膚そのものが茶色く見え、角度を変えても濃さが変わらない場合は茶クマの可能性があります。茶クマはメイクで隠すこともできるクマです。
茶クマの主な原因は、色素沈着です。目の下の皮膚は薄くデリケートなため、ほかの部位に比べて色素沈着が目立ちやすくなります。紫外線や摩擦などの刺激によって、目の周りの皮膚がダメージを受け、メラニン色素が過剰に生成・沈着して起こります。
茶クマは、クマ取り施術では改善できません。普段のスキンケアの見直しからはじめ、色素沈着を改善するピコトーニングなどのレーザー施術や内服薬などを検討しましょう。
●レーザー施術
●内服薬(トラネキサム酸、タチオン、シナールなど)
目の下を引っ張るとクマが薄くなる場合は、青クマの可能性があります。青クマは、主に血行不良が原因です。
睡眠不足や疲労、ストレス、目の酷使、冷え、喫煙などの生活習慣によって、目の周りの血流が滞り、酸素不足になった血液が黒っぽく変化します。目の下の皮膚は薄いため、黒っぽく変化した血液が透けて、青黒く見えてしまいます。
青クマを改善するには血行の促進が大切です。美容施術では、皮膚にふくらみを与えて血管を透けにくくする、以下が適しています。
●スネコス注射
●ベビーコラーゲン注射
黒クマ改善のためのクマ取り施術には、大きく分けて以下の3種類があります。
●切らないクマ取り(経結膜脱脂)
●ハムラ法(下眼瞼脂肪再置換)
●裏ハムラ法(経結膜的眼窩脂肪移動術)
それぞれ適応が異なるため、自分にあった施術の選択が重要です。ここからは、それぞれの施術内容とダウンタイムについて詳しく説明します。
| 施術方法 | 施術内容 | 腫れのピーク | ダウンタイム | メイク | コンタクト |
|---|---|---|---|---|---|
| 切らないクマ取り (経結膜脱脂) |
目の裏側から、余分な脂肪を取り除く | 2〜3日後 | 1~2週間程度 | 翌日から | 約1週間後から |
| ハムラ法 (下眼瞼脂肪再置換) |
目の下を切開し、脂肪を移動させ余分な皮膚を取り除く | 2〜3日後 | 2週間程度 | 約1週間後から | 約1週間後から |
| 裏ハムラ法 (経結膜的眼窩脂肪移動術) |
目の裏側から余分な脂肪を移動させる | 2〜3日後 | 1~2週間程度 | 翌日から | 約1週間後から |
いわゆる切らないクマ取りと呼ばれる「経結膜脱脂」は、手軽にチャレンジできると近年多くの方が受けている施術法です。
切らないクマ取りは、目の裏側にある結膜を小さく切開し、目の下の脂肪である眼窩脂肪を直接取り除く施術です。
黒クマの原因となる脂肪を取り除くことで、目の下のたるみやふくらみの改善が期待できます。皮膚の表面を切らないため、傷跡を心配する必要がなく、抜糸も不要です。
切らないクマ取りの、一般的なダウンタイムの経過は以下となります。
●腫れ:2〜3日
●内出血・むくみ:1〜2週間
●痛み:2〜3日
腫れは施術後2〜3日がピークで、その後は徐々に引いていきます。内出血やむくみも1週間ほど経過すると落ち着きはじめます。
目元のメイクは翌日から可能ですが、痛みがある場合は2~3日控えた方が安心です。コンタクトはダウンタイムが長引いたり、傷口から感染したりする恐れがあるため、約1週間後から装着しましょう。
切らないクマ取りは、以下のような方に適した施術です。
●皮膚表面を切開したくない方
●ダウンタイムの少ない施術が良い方
●費用を抑えたい方
まぶたの裏側をわずかに切開するだけなので、表面に傷を付けたくない方でも安心して受けられます。ダウンタイムも短く、手軽に受けられる点がメリットです。ほかの施術法より低価格なため、費用を抑えたい方に適しています。
ハムラ法は、目の下の余分な脂肪である眼窩脂肪を移動させて、クマやたるみを改善する施術です。
ハムラ法は、下まつげの生え際をわずかに切開して、目の下の脂肪をくぼみに移動させ、フラットな状態に整える施術法です。目の下の余分な脂肪を、目立たない場所へ移動させることで、クマやたるみを解消し、目元を若々しく見せる効果があります。
さらに、余った皮膚を切除することで、目の下のたるみも同時に改善できます。一方で、ハムラ法では涙袋がなくなってしまうリスクがあります。
ハムラ法は切開を伴うため、クマ取り施術の中でもダウンタイムが長くなる傾向があります。
●腫れ:1週間程度
●内出血・むくみ:2週間程度
●痛み:数日~1週間程度
腫れは施術後2~3日がピークとなり、2週間程度でダウンタイムの症状はほとんど落ち着きます。切開を伴うため、施術直後は傷跡が気になりますが、2週間ほど経過すれば気にならない程度となるでしょう。
施術後の痛みは、痛み止めでコントロール可能です。メイクとコンタクトは約1週間後から可能です。
ハムラ法は、以下のような方に適した施術です。
●目の下のたるみが重度な方
●目の下のふくらみが大きい方
●再発しにくいクマ取り施術を受けたい方
ハムラ法は脂肪の移動と同時に余った皮膚の切除が可能なため、たるみやふくらみが重度な方に向いています。目の下のクマやたるみの根本的な解決が目指せるため、再発のリスクを抑えたい方にも適しています。
目の表面を切開して脂肪にアプローチするハムラ法に対して、裏ハムラ法はまぶたの裏側からアプローチして脂肪を移動させる施術法です。
裏ハムラ法は、下まぶたの裏側(結膜)からアプローチし、たるみの原因となる脂肪をくぼみに移動させ、目の下のふくらみやクマの改善を図る施術です。皮膚表面を切開しないため、皮膚表面に傷跡が一切付かないのが特徴です。
裏ハムラ法では余った皮膚のたるみは除去できませんが、ハムラ法よりダウンタイムが抑えられる点がメリットです。
裏ハムラ法のダウンタイムは以下になります。
●腫れ:2〜3日
●内出血・むくみ:1〜2週間
●痛み:2〜3日
腫れは施術後2〜3日ほど続き、徐々に落ち着いていきます。内出血やむくみも1週間ほど経過すると落ち着きはじめます。
メイクは翌日から可能ですが、患部に負担をかけないよう軽いメイクにとどめましょう。コンタクトはダウンタイムが長引く恐れがあるため、約1週間後からの装着が推奨されます。
裏ハムラ法は、以下のような方に適した施術です。
●目の下のたるみが少ない方
●皮膚表面を切開したくない方
●ダウンタイムの少ない施術が良い方
裏ハムラ法は余分な皮膚の切除はできないため、目の下のたるみが少ない方に適しています。重度のたるみがある場合は、希望通りの仕上がりにならない可能性があります。
ここからは、黒クマの改善が期待できるクマ取り施術のダウンタイムの症状を解説します。
目の下の脂肪の除去や移動によって、組織が傷つき炎症が起こるため、クマ取り施術後は目の周りが腫れます。腫れは、施術後2〜3日をピークに徐々に軽快していきます。腫れはマスクやメガネを利用するとうまくカバーできるでしょう。
内出血も多くの方が経験する、クマ取り施術の一般的なダウンタイムの症状です。内出血は、施術後2〜3日をピークに徐々に落ち着いていきます。
切らないクマ取りであれば翌日からメイクも可能なため、コンシーラーを使って隠せます。内出血部分はデリケートなため、メイクする際は、強くこすったり押さえたりしないよう注意が必要です。
クマ取り施術後の腫れに伴い、目の周りがむくむことがあります。むくみは、自然に解消される場合もありますが、患部を冷やすなどの適切なケアで、早く解消できるでしょう。
施術後、麻酔が切れると痛みを感じる場合がありますが、通常は軽度で鎮痛剤の服用でコントロールできる範囲です。痛みは、施術後2〜3日をピークに徐々に治まっていきます。一般的には1週間程度でほとんどの痛みが消失するでしょう。
クマ取りのダウンタイムは、腫れや内出血などの症状がでやすいため、適切な過ごし方が重要となります。ここからは、できるだけ早くダウンタイムを終わらせるためのポイントを4つ解説します。
施術後は、患部を冷やすことで腫れや内出血を抑えられます。保冷剤やアイシング用のジェルパックなどをタオルで包み、1回15分程度、1日に数回冷やしましょう。
ただし、冷やしすぎは逆効果になるため、患部が冷たくなりすぎないように注意しましょう。
飲酒や入浴、運動は血行を促進し、腫れや内出血を悪化させる可能性があります。特に、施術後2~3日は安静に過ごすことが大切です。
シャワーは当日から可能ですが、入浴は1週間程度控えましょう。運動は軽い散歩程度であれば問題ありませんが、激しい運動は1週間程度NGです。飲酒も同様に控えましょう。
目をこすったり強い力で洗顔したりすると、患部に刺激を与え、腫れや内出血の悪化につながります。洗顔は翌日から可能ですが、ぬるま湯で優しく行い、目元は特に丁寧に洗い流しましょう。
ダウンタイム中は、患部を清潔に保つことが大切です。切らないクマ取りや裏ハムラ法は、翌日からアイメイクも可能ですが、摩擦を加えずに肌に優しい化粧品で薄くメイクしましょう。
コンタクトレンズは、感染症のリスクがあるため1週間程度控えましょう。使用する場合は、清潔な手で取り扱いましょう。
クマ取り施術のダウンタイム中に人と会う予定がある場合は、クマ取りをしたことを隠したいと思うこともあるでしょう。
以下に、クマ取りのダウンタイム中に使える言い訳を紹介します。
●ものもらいで目が腫れている
●アレルギーで目が充血して腫れている
●花粉症がひどくて、目が腫れている
●上から物が落ちてきてぶつけて腫れている
●仕事が忙しくて、寝不足気味
●コンタクトレンズがあわなくて、目が充血してしまった
アレルギーや花粉症の症状は、クマ取りのダウンタイムの症状と似通っているため、言い訳が成立しやすいでしょう。腫れや内出血の症状が重い場合は、物をぶつけたといった言い訳も有効です。
どうしても言い訳が難しい場合は、正直にクマ取り施術を受けたことを伝えるのも一つの方法です。
ここからは、クマ取りのダウンタイムに関する、以下のよくある質問を解説します。
●クマの種類を見分ける方法は?
●クマ取りは痛い?
●クマ取り施術後、何日休む?
●クマ取り施術の腫れのピークは?
効果的なクマ取り施術を受けるために、ぜひ参考にしてください。
クマの種類は以下の方法で見分けられます。
●黒クマ:上を向くとクマが薄くなり、目の下にたるみやふくらみがある。メイクで隠しにくい
●茶クマ:目の下の皮膚そのものが茶色く見え、角度を変えても濃さが変わらない。メイクで隠せる
●青クマ:目の下を引っ張るとクマが薄くなる。メイクで隠せる
目の下にある眼窩脂肪を除去または移動させるクマ取り施術は、黒クマにのみ有効です。まずは自分のクマの種類をチェックしましょう。
クマ取り施術は局所麻酔で行われるため、施術中の痛みはほとんどありません。ただし、麻酔が切れた後には、痛みを感じることがあります。施術後の痛みは、処方された痛み止めの服用でコントロールできます。
クマ取り施術後の休暇日数は、一般的には2~3日程度です。デスクワークなどの体への負荷が軽い仕事であれば、翌日から仕事に行くことも可能です。しかし、目の周りの負担を避けるためにも、できれば数日間の休暇の取得が推奨されます。
腫れのピークは、一般的には施術後2~3日目です。その後、徐々に引いていき、1週間程度でほぼ元の状態に戻るでしょう。
腫れを早く引かせるためには、患部を冷やしたり、頭を心臓より高くして寝たりするなどの対策が有効です。
本記事では、クマ取り施術のダウンタイムについて、施術別に詳しく解説しました。
クマ取りは、目の下のクマやたるみの改善に効果的ですが、施術後は腫れや内出血などの症状が現れ、1~2週間程度のダウンタイムを要します。しかし、適切な過ごし方を心がけることで、より早く日常生活に戻れるようになるでしょう。
クマ取り施術を検討している方は、ぜひ本記事を参考に、ダウンタイムへの理解を深め、準備を進めましょう。自分にあった施術法で明るい目元を手に入れ、自信に満ち溢れた毎日を送りましょう。