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タイタン

タイタン

たるみ治療を調べていて、タイタンという名前に行き当たった方も多いのではないでしょうか。調べ進めると、タイタンをハイフの一種として紹介している記事と、ハイフとは別物として説明している記事の両方が見つかります。

どちらかが間違っているわけではなく、タイタンという同じ名前が、近赤外線を使う機器と超音波を使う機器の二つに使われているためです。

そのため「タイタンはハイフなのか」という問いには、どちらのタイタンを指しているかを決めないと答えが出ません。この記事では、まず二つの見分け方を整理したうえで、公的な文書に書かれている内容を軸に、仕組み・料金・ダウンタイム・受けられない可能性がある場合までをまとめます。

タイタンとハイフは同じ施術?|近赤外線を使うタイプと超音波を使うタイプがある

結論から整理すると、美容医療で「タイタン」と呼ばれている施術には、大きく二つの系統があります。近赤外線という光を使うタイプと、ハイフ(HIFU)と呼ばれる超音波を使うタイプです。熱を作る手段そのものが違うため、痛みの感じ方も、国内での薬事上の扱いも別々に考える必要があります。

比較の観点近赤外線タイプハイフ(HIFU)タイプ
熱を作る手段近赤外線(光)を照射する超音波を一点に集束させる
熱が届く主な層真皮皮下組織やSMAS(皮膚の下にある筋膜の層)など、より深い層
痛みの傾向温かさとして感じられることが多い点状に熱を作るため響くような痛みを伴うことがある
ダウンタイム一過性の赤み・むくみが生じる可能性赤み・むくみのほか、神経症状が生じた事例の報告がある
国内での薬事上の扱い国内で承認を受けた機器がある美容目的の機器には国内未承認のものがある
料金の設定単位部位・照射数・併用する施術ごと部位・照射数(ショット数)ごと

「第3世代タイタン」という呼び方を見かけることがあります。クリニックの案内では、ハイフタイプを指してこの表記が使われている例があります。機器メーカーが定めた製品区分ではありません。名前が同じでも別系統の施術なので、混同したまま比較すると条件が噛み合わなくなります。

自分が検討しているのがどちらかを見分ける方法

見分け方はそれほど難しくありません。クリニックの案内に「HIFU」「ハイフ」「超音波」と書かれていればハイフタイプ、「近赤外線」「赤外線」「キュテラ」「xeo」と書かれていれば近赤外線タイプです。

注意したいのは照射数の表記です。「150ショット」「200shot」といった数え方はどちらのタイプでも使われており、ショット表記だけでハイフタイプと判断することはできません。判断がつかない場合は、機器名と承認の有無をカウンセリングで確認するのが確実です。この記事では、以降は近赤外線タイプを中心に説明し、ハイフタイプについては該当する箇所で個別に触れます。

タイタン(近赤外線タイプ)とは|1100〜1800nmの光が真皮にはたらく仕組み

近赤外線タイプのタイタンは、米国のキュテラ社(Cutera, Inc.)が製造する機器に搭載されたハンドピースの名称です。日本では、キュテラ株式会社が製造販売元となり、「Xeo SAシステム」という販売名で承認を受けています。

キュテラ社のxeoに搭載されるハンドピースのひとつ

タイタンは単体で完結する機器ではなく、xeo(ゼオ)と呼ばれる本体に接続して使うハンドピースのひとつという位置づけです。同じ本体には、ライムライトやレーザージェネシスといった別のハンドピースも接続できます。同じクリニックでタイタンと他の施術を組み合わせたメニューが用意されていることが多いのは、この構造によるものです。

国が公開している電子添文(医療機器の公式な説明文書)には、次のように記載されています。

項目内容
販売名Xeo SAシステム(タイプXL)
一般的名称キセノン光線治療器/赤外線治療器
承認番号23000BZX00281000
クラス分類管理医療機器(クラスⅡ)・特定保守管理医療機器
使用目的又は効果温熱効果による疼痛又は炎症の緩解
製造販売業者/製造業者キュテラ株式会社/Cutera, Inc.(米国)

仕組みについても、同じ文書に説明があります。近赤外線は皮膚に対して反射しやすい一方で透過性も高く、入射後は皮膚の深部まで到達して発熱するとされています。光源はレーザーではなくハロゲンランプで、照射中は照射ウインドウを冷却しながら光を当てる設計です。

波長については、海外の医学専門誌に掲載された論文でもタイタンは「1100〜1800nmの赤外線機器」として扱われており、この範囲の光が水分に吸収されて熱に変わる性質を利用しています。熱によって真皮のコラーゲンが収縮し、その後の変化につながると説明されることが一般的です。ただし変化の程度には個人差があり、報告されている数値も研究ごとに幅があります。

承認上の使用目的の扱いと確認したいこと

ここは押さえておきたい点です。電子添文に書かれている承認上の使用目的は「温熱効果による疼痛又は炎症の緩解」です。たるみの改善やリフトアップは、承認された使用目的とは別の目的にあたります。

これは機器の質を否定するものではありません。国内の美容医療では、承認された使用目的とは別の目的で機器が使われる場面が珍しくなく、その場合は自由診療として扱われます。承認の有無と、自分の悩みに合うかどうかは別の論点として切り分けて考える必要があります。

なお、承認を受けた機器であっても、承認された使用目的と異なる目的で使う場合は、広告のうえでは未承認の機器と同じ扱いで説明が求められます。

クリニックの案内でたるみ治療として紹介されている場合は、どのような目的で用いるのか、承認上の位置づけをどう説明しているのかをカウンセリングで確認しておくと、認識のずれを防げます。

タイタンXL・スーパータイタン・プレミアムタイタンなど呼び名の違い

タイタンには複数の呼び名があります。タイタンXLは、電子添文にも記載されているハンドピースの型のひとつです。一方で、スーパータイタンやプレミアムタイタンといった名称は、クリニックが照射数や照射範囲を増やしたコースに付けている呼び名であり、機器メーカーが定めた製品区分ではありません。

同じ「タイタン」でも、含まれる照射数や範囲がクリニックごとに違うということです。名称だけで内容を比べず、照射数・部位・所要時間を並べて確認したほうが実態に近い比較になります。

タイタンが候補になりやすい悩み|悩み別の選び分け

タイタン(近赤外線タイプ)は真皮に熱を加える機器です。そのため、同じ「たるみ」という言葉でも、悩みの中身によって向き不向きが分かれます。

たるみの初期段階・輪郭のゆるみが気になる

皮膚そのもののゆるみが主な悩みであれば、候補として検討しやすい施術です。一方で、深い層からのもたつきが主な原因になっている場合は、熱を届ける層が異なるハイフなども比較対象になります。どちらが主かは見た目の印象だけでは判断がつかないため、診察での確認が前提になります。

美容医療が初めての方は、痛みや腫れの少なさから検討されることもあります。ただし感じ方には個人差があるため、出力設定や施術範囲について事前に相談しておくと不安が減ります。

肌のハリ・キメ、毛穴の目立ちも一緒に気になる

タイタン単独ではなく、他の施術と組み合わせたメニューが用意されていることがあります。実際にキレイパスに掲載されているチケットにも、レーザージェネシスやライムライトと組み合わせた構成が含まれています。

熱を加える工程と、肌表面のトーンや質感に働きかける工程を組み合わせる考え方です。組み合わせが増えるほど所要時間と費用は上がるため、優先したい悩みを決めてから相談する順序が向いています。

首のたるみ・横ジワが気になる

首は顔とは皮膚の厚みが異なり、別メニューとして設定されていることがあります。キレイパスの掲載チケットにも、首だけを対象にしたものがあります。

ただし電子添文では、大きなほくろ・アザ・体毛への照射を避けることや、長時間同じ部位に当てないことが明記されています。どこまで照射できるかは部位の状態によって変わるため、範囲は診察で決まります。

ダウンタイムを取れない

電子添文に記載されている一過性の事象は、施術後の紅斑(赤み)と浮腫(むくみ)です。まとまった休みを取りにくい方が検討しやすい理由はここにあります。

ただし、これは「必ず何も起こらない」という意味ではありません。反応の出方には個人差があり、出力設定によっても変わります。大切な予定の直前を避けるなど、余裕をもった日程で組むほうが安心です。

悩みの特徴候補選ぶ理由注意点
たるみの初期段階・輪郭のゆるみが主タイタン(近赤外線タイプ)/深い層ならハイフも比較対象真皮に熱を加え皮膚のゆるみに用いるたるみ改善は承認外。診察で確認
肌のハリ・毛穴の目立ちも一緒に気になるタイタンと他の施術を組み合わせたメニュー熱を加える工程と肌表面ケアを一度に組み合わせが増えるほど所要時間と費用が上がる
首のたるみ・横ジワが気になる首を対象にしたタイタン顔とは別に部位を絞った設定がある避ける部位は定められ範囲は診察で決定
ダウンタイムを取りにくいタイタン(近赤外線タイプ)公式文書に挙がる一過性の事象は紅斑・浮腫反応には個人差があり、出力設定でも変わる

上の表は候補を整理したものであり、診断ではありません。最終的にどの施術が適しているかの判断は、医師の診察が必要です

タイタンはどんなチケットとして販売されている?|キレイパス掲載データ

タイタンという名前で販売されているチケットが、実際にはどちらの系統なのか。キレイパスに掲載されたチケットを全件分類しました。対象は、これまでにキレイパスへ掲載されたチケットのうち、タイトルに「タイタン」を含むもの全件です(掲載を終了したものを含む、2026年8月12日時点)。標本ではなく全数を分類しています。

分類掲載の構成比
近赤外線タイプ70.0%
ハイフ(HIFU)タイプ30.0%

タイタンと表示されたチケットのおよそ7割が近赤外線タイプで、残る3割がハイフタイプでした。名前だけでは判別できない状態が、掲載チケットの側でも実際に起きていることになります。

さらに近赤外線タイプの中身を分けると、次のようになりました。

近赤外線タイプの内訳掲載の構成比
タイタン単独64.3%
他の施術との組み合わせ35.7%

組み合わせの内訳には、レーザージェネシスとの併用や、ライムライトとレーザージェネシスを合わせた三つ構成のものが含まれます。タイタンを検討する場合、単独のメニューだけでなく組み合わせ型も選択肢に入ってくると考えておくと探しやすくなります。

※本データは利用実態の参考情報であり、購入を推奨する趣旨のものではありません。

タイタンの料金相場

先にお伝えしておくと、タイタンはキレイパスでの取り扱いが少ない施術です。そのため、統計的な相場として提示できるだけの掲載数がありません。ここでは価格を左右する要因と、確認しておきたい点を整理します。

参考として、2026年8月12日時点で掲載されているチケットの価格は、およそ1万9千円台から5万4千円台の範囲にあります。下限側は首など部位を絞ったもの、上限側は全顔を対象にしたものです。ただし件数が限られるため、これを相場として一般化することはできません。

価格を左右する要因

  • 機器のタイプ:近赤外線タイプかハイフタイプかで、料金の設定単位そのものが変わります
  • 照射する部位:全顔・首・フェイスラインなど、範囲によって価格が変わります
  • 照射数(ショット数):照射数ごとに段階的な価格が設定されることがあります
  • 併用する施術:レーザージェネシスやライムライトを組み合わせると、その分が加算されます
  • 初回か2回目以降か:初回限定の価格が設定されていることがあります

掲載を終了したものまで含めて見ると、同じクリニック内でタイタン単独・他の施術との2つ組み合わせ・3つ組み合わせという順に価格が上がる形で設定されていた例があります。ハイフタイプでも、照射数が増えるほど価格が上がる段階設定が確認できました。いずれも現在は掲載を終了しているため、上の価格範囲には含めていません。同じ「タイタン」という表示でも、含まれる内容が違えば価格が変わるということです。

料金に含まれるもの・別途かかる可能性がある費用

チケットの価格に何が含まれるかはクリニックごとに異なり、初診料・再診料、カウンセリング料、施術後のスキンケア用品などが別途必要になる場合があります。

複数回の施術を案内された場合は、1回あたりの価格だけでなく、想定される回数まで含めて確認しておくと予算を見積もりやすくなります。施術名から選びきれない場合も、気になる悩みから候補を比較できます。なお、検索結果には近赤外線タイプとハイフタイプの両方が並ぶため、どちらなのかは各チケットの記載で確認してください。

タイタンのチケットを探す

タイタンのダウンタイム・副作用・リスク

ここからは、公式文書に書かれている内容を軸にリスク面を整理します。近赤外線タイプについては電子添文の記載を、ハイフタイプについては国が発出した通知の内容を扱います。

慎重に検討したいケース

次に当てはまる場合は、施術できるかどうかも含めて診察での確認が必要です。電子添文で、使用上の注意として挙げられている項目にあたります。

  • 光線過敏症を誘発する医薬品(テトラサイクリンなど)を使用中の方
  • 抗凝固剤を使用中の方:紫斑や内出血のリスクが高まる可能性があるとされています
  • 凝固障害の病歴がある方
  • ケロイドまたは肥厚性瘢痕の病歴がある方
  • 糖尿病のある方:創傷の治りを妨げる可能性があるとされています
  • ヘルペスの病歴がある方:抗ウイルス薬による事前の治療が必要になる場合があります
  • イソトレチノインを使用中の方
  • 白斑の病歴がある方
  • 金糸を埋め込んでいる方(美容目的で皮下に金の糸を入れる施術を受けた方)

これらは受けられないと決まっているわけではなく、専門的な判断が必要な項目として文書に挙げられているものです。当てはまる場合は、申告したうえで判断を仰ぐことになります。

ダウンタイムの目安

電子添文で予想される一過性の事象として挙げられているのは、施術後の紅斑(赤み)と浮腫(むくみ)です。クリニックによっては当日からメイクができると案内していますが、可否は施術後の状態によって変わります。

出力設定や照射範囲によっても変わるため、一律の目安として受け取らないほうが安全です。施術後の過ごし方や、赤みが続いた場合の連絡先については、事前に確認しておくと安心できます。

主な副作用・リスク

電子添文には、過剰な照射によって火傷・発赤・色素沈着・瘢痕・ケロイドを引き起こすことがあると記載されています。これを避けるため、治療前に低い出力でテスト照射を行い、反応を確認してから本照射に進むことが手順として定められています。

また、長時間同じ部位に当て続けることは熱傷の原因になるとも明記されています。施術中は目の保護も必要とされ、照射する部分を目に向けないこと、施術に立ち会う人が保護眼鏡を着用することが文書上定められています。出力を上げれば効果が上がるという単純な関係ではなく、文書のうえでも慎重な調整が前提とされています。

ハイフタイプについては、集束させた超音波で深い層に熱を作る仕組み上、赤み・むくみのほかに神経症状が生じた事例が報告されています。国民生活センターは、医療機関以外での施術による熱傷や神経損傷の事例を公表しています。

受けられない可能性がある場合

電子添文では、次の患者への適用が禁忌・禁止として定められています。

  • 妊娠している、またはその可能性がある方
  • 皮膚癌のある方

あわせて、以下は専門医の医学的知見を必要とする対象として警告に記載されています。

  • 重度の局所循環障害がある部位への照射
  • 植込み型電子装置(ペースメーカなど)を装着している方

これらは機器の公式文書に明記されている項目です。該当する可能性がある場合は、必ず事前に申告してください。

未承認の機器として提供される場合に確認したいこと

ハイフタイプのタイタンについては、国内で薬機法上の承認を受けていない機器を医師が個人輸入して使用していると案内しているクリニックがあります。未承認の医療機器を用いる施術を広告する場合、国のガイドラインは次の5点を示すことを求めています。

  • 未承認の機器である旨
  • 入手経路:医師が個人輸入している場合は、その旨まで示すこととされています
  • 国内で承認を受けた同一の性能をもつ機器があるかどうか
  • 諸外国での安全性等に関する情報:主要な欧米各国で承認されている国がないなど情報が不足している場合は、重大なリスクが明らかになっていない可能性があることを示すこととされています
  • 公的な救済制度の対象にならない旨

3点目については、国内で美容目的に承認された超音波照射器が登場したのは2025年で、ハイフとして案内される機器のなかには国内承認を受けていないものがあります。同じ性能をもつ承認機器が国内にあるかどうかは機器ごとに違うため、使用する機器名とあわせて確認してください。4点目の海外での承認・安全性の情報も、どの機器を使うかによって変わり、一律には示せません。

5点目の救済制度についても押さえておく必要があります。医薬品副作用被害救済制度が対象とするのは医薬品と再生医療等製品で、タイタンのような医療機器による健康被害は、承認を受けているかどうかにかかわらずこの制度の対象になりません。近赤外線タイプのように国内で承認された機器であっても、この点は変わりません。

これらの記載が案内に見当たらない場合は、カウンセリングで確認するのが確実です。

なお、ハイフを用いた施術については、2024年6月に厚生労働省が「医師免許を有しない者が行った高密度焦点式超音波を用いた施術について」という通知を発出しています。ハイフの施術は医行為にあたり、医師免許を持たない者が業として行うことは医師法に違反するという内容です。エステサロンなどの施術と、医療機関での施術は別のものとして扱う必要があります。

タイタンとソフウェーブ・サーマクールの違い|熱が届く深さで整理

切らないたるみ治療は種類が多く、名前だけでは違いが見えにくくなっています。整理の軸になるのは、熱をどの層に、どのような形で届けるかです。

施術熱を作る手段熱が届く主な層国内での薬事上の扱い
タイタン(近赤外線タイプ)近赤外線(光)真皮承認あり(使用目的は疼痛・炎症の緩解)
ソフウェーブ集束させない超音波真皮承認あり(使用目的はしわの改善)
サーマクール高周波(RF)真皮から皮下組織クリニックの案内では国内未承認として説明されている
ハイフ(HIFU)集束させた超音波皮下組織やSMASなど、より深い層機器によって異なる

同じ層に熱を届ける施術でも、熱の作り方が違えば感じ方も反応も変わります。どれかが優れているという関係ではなく、悩みの原因がどの層にあるかで検討する順番が入れ替わると考えるほうが実態に合います。承認の有無も施術の優劣を表すものではありませんが、未承認の機器を使う場合は前のセクションで挙げた5点の説明があるかを確認しておくと安心です。

熱を使うたるみ治療全般については、オンダリフトの解説記事でも仕組みと持続期間の考え方を扱っています。あわせて読むと、層ごとの違いが整理しやすくなります。

タイタンを受けるクリニック選びのポイント

タイタンの場合、確認しておきたい項目がやや特殊です。名前が同じで中身が違う施術が併存しているため、条件をそろえてから比べる必要があります。

  • どちらのタイプかが明記されているか:近赤外線かハイフか、機器名まで書かれていると判断しやすくなります
  • 承認の有無について説明があるか:未承認機器を使う場合は、その旨と入手経路が示されているかを確認します
  • 照射数・部位・所要時間が具体的か:「スーパー」「プレミアム」といった呼び名だけでは内容を比較できません
  • 料金に含まれる範囲が示されているか:初診料や再診料が別途必要かどうかは事前に確認します
  • リスクや慎重に検討すべきケースにも触れているか:良い面だけが書かれている案内は、判断材料として不足します

施術名を決めきれない場合でも、気になる悩みから候補を比較したうえで相談できます。キレイパスでは購入前に料金・対象条件・別途費用の有無・口コミを確認できるので、条件をそろえて比べる用途にも使えます。

タイタンのよくある質問

タイタンとハイフは同じものですか?
同じ場合と違う場合があります。タイタンという名前は、近赤外線を使う機器と、ハイフ(超音波)の機器の両方に使われているためです。近赤外線タイプのタイタンはハイフではありません。一方で「HIFU(タイタン)」「第3世代タイタン」と案内されているものはハイフタイプにあたります。クリニックの表記で機器名まで確認するのが確実です。
タイタンの料金はどのくらいですか?
タイタンの料金は、機器のタイプ・照射部位・照射数・併用する施術によって変わります。キレイパスでの取り扱いは少なく、統計的な相場を示せるだけの掲載数がありません。参考として2026年8月時点の掲載チケットは、部位を絞ったもので1万9千円台、全顔を対象にしたもので5万4千円台までの範囲にあります。初診料などが別途必要かどうかもあわせて確認してください。
タイタンは何回くらい受けるものですか?
回数は一律に決まっていません。クリニックによっては複数回の施術を案内していますが、必要な回数や間隔は悩みの状態によって変わります。タイタンは承認された使用目的とは別の目的で用いられる場合がある施術のため、何回受けるかも含めて診察で決まると考えてください。
タイタンは痛いですか?ダウンタイムはありますか?
近赤外線タイプのタイタンは、公式文書に記載されている一過性の事象が紅斑(赤み)と浮腫(むくみ)です。クリニックによっては当日からメイクができると案内していますが、可否は施術後の状態によって変わります。痛みの感じ方や反応の出方には個人差があり、出力設定によっても変わります。ハイフタイプは点状に熱を作る仕組みのため、響くような痛みを伴うことがあります。
タイタンを受けられない場合はありますか?
あります。近赤外線タイプのタイタンの公式文書では、妊娠している、またはその可能性がある方と、皮膚癌のある方への適用が禁忌とされています。また、重度の局所循環障害がある部位や、ペースメーカなどの植込み型電子装置を装着している方については、専門医の医学的知見が必要と記載されています。糖尿病やケロイドの病歴、抗凝固剤の使用なども確認が必要な項目です。
タイタンとハイフはどちらを選べばよいですか?
悩みの原因がどの層にあるかで変わります。皮膚そのもののゆるみが主であればタイタン(近赤外線タイプ)が候補になり、皮下組織やSMASなど深い層のもたつきが主であればハイフも比較対象になります。どちらが主かは見た目では判断できないため、診察での確認が前提です。優劣ではなく、届く層が違うという理解が出発点になります。
キレイパスでタイタンのチケットを予約するとき、何を確認すればよいですか?
タイタンのチケットは、表示名だけでなく対象部位・照射数・併用する施術の有無まで確認してください。初診料などの別途費用が発生するか、掲載されている口コミの内容もあわせて判断材料になります。クリニックの案内に「近赤外線」「HIFU」などの機器名が明記されているかも、あわせて確認しておくと安心です。

まとめ

  • タイタンという名前は、近赤外線を使う機器とハイフ(超音波)の機器の両方に使われています:「ハイフと同じか」という問いは、どちらを指すかを決めないと答えが出ません
  • 近赤外線タイプは国内で承認を受けた機器があります:承認上の使用目的は「温熱効果による疼痛又は炎症の緩解」で、たるみ改善は承認された使用目的とは別の目的にあたります
  • 掲載チケットを分類すると近赤外線タイプが70.0%、ハイフタイプが30.0%:名前だけでは判別できない状態が実際に起きています
  • 料金は部位・照射数・併用施術で変わります:同じ「タイタン」でも含まれる内容が違えば価格は変わります
  • 公式文書には禁忌と使用上の注意が明記されています:妊娠中の方や皮膚癌のある方は禁忌とされ、糖尿病やケロイドの病歴なども確認が必要な項目です

名前が同じで中身が違う施術だからこそ、機器のタイプ・照射範囲・料金に含まれる範囲をそろえて比べることが、納得できる選択につながります。

効果には個人差があり、必ず効果を保証するものではありません。本記事で紹介した承認内容・禁忌・警告・使用上の注意は「Xeo SAシステム」電子添文(2018年9月21日作成 第1版)の記載に基づくものです。実際に受けられるかどうかは診察で判断されます。ハイフ(HIFU)タイプのタイタンに用いられる機器には国内で承認されていないものがあり、その場合は医師の個人輸入によるものです。医薬品副作用被害救済制度は医薬品と再生医療等製品を対象とする制度で、医療機器による健康被害は承認の有無にかかわらず対象になりません。掲載データは2026年8月12日時点の集計であり、今後変動する可能性があります。

参考文献

  1. 独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)「Xeo SAシステム」電子添文(2018年9月21日作成 第1版/承認番号:23000BZX00281000) https://www.info.pmda.go.jp/downfiles/md/PDF/100928/100928_23000BZX00281000_A_01_01.pdf
  2. キュテラ株式会社「Xeo SA システム」製品情報 https://cutera.jp/product/xeo-sa-system.html
  3. Carniol PJ, Dzopa N, Fernandes N, Carniol ET, Renzi AS. Facial skin tightening with an 1100-1800 nm infrared device. J Cosmet Laser Ther. 2008;10(2):67-71. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/18569258/
  4. 厚生労働省「医師免許を有しない者が行った高密度焦点式超音波を用いた施術について」(令和6年6月7日 医政医発0607第1号) https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=00tc8569&dataType=1
  5. 独立行政法人国民生活センター「エステサロン等でのHIFU機器による施術でトラブル発生!−熱傷や神経損傷を生じた事例も−」(2017年3月2日) https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20170302_1.html
  6. 厚生労働省「医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関する広告等に関する指針(医療広告ガイドライン)」 https://www.mhlw.go.jp/content/001683594.pdf
  7. 独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)「医薬品副作用被害救済制度」 https://www.pmda.go.jp/relief-services/adr-sufferers/0001.html

編集:キレイパス編集部

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