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ルビーフラクショナルRuby Fractional

シミやそばかすの治療を調べていると、ルビーフラクショナル・ルビースポット・ピコフラクショナルと似た名前が次々に出てきて、どれが自分に合うのか分からなくなりますよね。

実は、この混乱には理由があります。ルビーフラクショナルは機器の商品名ではなく、波長694nmのルビーレーザーを点状(フラクショナル状)に照射する「照射方法」の名前だからです。

ここでは他の照射方法との違いや施術後の経過、副作用や受けられない条件を、国の承認情報とキレイパスの利用データをもとに整理していきます。

ルビーフラクショナルは照射方法|スポット・トーニングとの違い

ルビーレーザーの照射方法は、当てる範囲と出力の違いで大きく3つに分かれます。名前が似ているのに扱う悩みが違うのは、この当て方の差によるものです。「ルビーフラクショナル」は、統一された機器名でも国の承認を受けた術式の名称でもありません。

ルビーフラクショナル照射|顔全体の細かいシミ・くすみに

レーザーの光を点状に分けて当てる方法です。照射点のあいだに触れていない皮膚が残るため、広い範囲でも肌への負担を抑えやすいとされています。顔全体に散らばった薄いシミやそばかすを対象にしやすい方法です。

スポット照射|濃いシミを1か所ずつ

濃く輪郭のはっきりしたシミに、その部分だけ強めの出力を当てる方法です。施術後はかさぶたになり、はがれるまで保護テープを貼って過ごすのが一般的です。

ほくろを含む色素性病変は、見た目だけで良性か悪性か、レーザーの適応があるかを判断できない場合があります。自己判断せず、医師の診察を受けてください。

ルビートーニング|低い出力で繰り返す

出力を抑えたレーザーを顔全体に繰り返し当てる方法です。1回あたりの変化はゆるやかで、期間をかけて続ける前提のメニューとして案内されることが多くなっています。「レーザートーニング」は、694nm以外の波長を使う機器の施術を指すこともあります。

照射方法主に狙う悩み照射範囲ダウンタイムの傾向
ルビーフラクショナル照射顔全体に散らばった薄いシミ・そばかす・くすみ顔全体などの広範囲赤みが中心で、かさぶたはできにくいとされる
スポット照射輪郭のはっきりした濃いシミ、ほくろ1か所ずつピンポイントかさぶた・テープ保護を伴うことが多い
トーニング(ルビートーニング)全体のくすみ、色ムラ顔全体ほとんど生じにくいとされる

キレイパスで選ばれているルビーレーザーの照射方法の内訳

購入されたチケットを分類すると、最も多かったのはルビーフラクショナル照射でした。これは購入内容の内訳であり、効果の大きさや施術としての優劣を示すものではありません。

ルビーフラクショナルの仕組み|波長694nmを点状に照射する

ルビーレーザーが出す694nmの波長は、メラニン(色素)に吸収されやすい性質を持つとされています。シミの部分に当てると色素にエネルギーが集まって細かく分解され、時間をかけて排出されていく、という流れが治療の土台にあると説明されています。

フラクショナル照射は、この光を点の集まりとして当てる方法です。点のあいだに手つかずの皮膚が残るため回復が進みやすく、スポット照射に比べて赤みが引いたあとのかさぶたが目立ちにくいと説明されています。

反応の出方は肌質や日焼けの有無、設定出力によって変わります。同じ施術でも一律の経過をたどるわけではない、という前提で読み進めてください。

ルビーフラクショナルで期待できる効果と対象になる悩み

一般に案内されているのは、次のような悩みへの利用です。

  • 顔全体に散らばった薄いシミ、そばかす
  • 全体的なくすみ、色ムラ
  • 1か所ずつの照射では数が多すぎて対応しづらいケース

感じ方には個人差があり、シミの種類や深さ、肌の状態、設定される出力によって結果は変わるとされています。すべてのシミがなくなると保証できる施術ではありません。

あわせて知っておきたいのが適応の範囲です。ルビーレーザー搭載機器が国から承認されている使用目的は「色素性病変の治療」「刺青及び色素性病変の蒸散及び除去」で、対象は太田母斑、異所性蒙古斑、外傷性色素沈着症、扁平母斑といった色素性疾患です。

一方、くすみや色ムラを整える目的の照射は、この承認範囲に含まれません。この目的での有効性と安全性は、国の承認審査で確認されたものではありません。実際に使う機器や照射内容は、診察時に医師へご確認ください。

また、肝斑がある方は刺激で濃くなる可能性が指摘されており、慎重な判断が必要です。自分のシミの種類は見た目だけでは判断が難しいため、診察で確認したうえで方針を決めることになります。

ダウンタイム|赤みは何日で引く?

照射直後は、日焼けに近いほのかな赤みやヒリつきが出ることがあります。フラクショナル照射では濃いかさぶたはできにくいとされ、赤みも数時間から数日で落ち着くと案内されることが一般的です。ただし出力や肌の状態によって経過は変わるため、テープ保護やメイクの再開時期は施術を受けたクリニックの指示に従ってください。

術後は日焼け止めなどで十分に遮光し、照射後は適宜冷却するのが基本です。数日間は照射部位に外用薬を塗って保護し、過度な発汗を伴う運動や作業も一定期間控えるよう案内されています。実際にどこまで制限するかは照射条件によって異なるため、具体的な期間は診察時に確認してください。

副作用・リスクと受けられない人

レーザー照射では、次のような症状が起こる可能性があります。

  • 照射直後の赤み、ヒリつき、腫れ
  • 炎症後色素沈着(一時的にシミが濃く見える状態)
  • 色素脱失(照射部位の色が抜ける)
  • 熱傷、瘢痕(傷あとが残る)
  • 紫斑(内出血のような色の変化)

炎症後色素沈着は、レーザー治療全般で起こりうる反応です。フラクショナル照射は面で当てる方法より起こりにくいとされていますが、まったく起こらないわけではありません。発生しやすさは肌質や日焼けの有無、設定出力によって変わります。

機器の公式情報で使用が禁じられている条件

使用できない条件や慎重な判断を要する条件は、使用する機器と体の状態によって異なり、最終的な判断は診察した医師が行います。

  • 日焼けをしている方
  • 妊娠している方、妊娠している可能性のある方
  • 照射部位に皮膚の悪性腫瘍がある方
  • ケロイド体質の方、傷あとが盛り上がりやすい方
  • イソトレチノインなどの難治性ニキビ治療薬を使用してから6か月以内の方
  • 光に過敏な方、光に反応する薬を使用している方
  • 照射部位に単純ヘルペスの活動性の症状がある方
  • 抗凝固薬、免疫抑制剤を服用している方
  • てんかんのある方
  • 金の糸の施術を受けた部位、金製剤を服用中または服用歴のある方

上記に該当する可能性がある場合は、必ず診察時に申告してください。

このほか、鉄剤やイチョウ葉・朝鮮人参・ニンニクなどのサプリメントを摂っている場合は紫斑が出やすくなること、ヒアルロン酸などの注入部位への照射は事前相談が必要なこと、日焼けした肌は色が戻るまで2〜3か月あけることも案内されています。服用中の薬やサプリメント、直近の施術歴は正確に伝えてください。

何回受ければいい?1回で効果を感じにくいケース

「1回では効果がなかった」という声は、この施術を調べていると目にすることがあります。

複数回の治療が必要になる場合があることや、予期しない皮膚の反応が起こりうることは、事前に医師から説明を受けたうえで施術を進めるのが基本です。複数回に分けて進める前提のメニューとして案内されることもあります。

必要な回数は一律ではなく、シミの種類と深さ、設定した出力、肌の状態によって変わります。間隔の空け方も含め、診察のなかで相談して決めるのが確実です。

照射後に色調が一時的に濃く見える場合もあります。強い痛み、水疱、長引く赤み、予想と異なる色調の変化があれば、施術を受けた医療機関へご相談ください。

ルビーフラクショナルはどんな人が受けている?|キレイパス利用データ

ここからは、キレイパスに掲載されているルビーフラクショナル関連チケットのデータをご紹介します。

購入者の年代

30代が46.4%で最も多く、20代と合わせると20〜30代で83.2%を占めています。

施術する部位

部位構成比
顔全体82.2%
部分・スポット17.8%

顔全体が82.2%を占めました。他施術とのセットは5.5%にとどまり、単品での購入が大半でした。

口コミの評価

年代口コミ平均点(5点満点)
20代以下4.4
30代4.3
40代4.3
50代以上3.8

20代以下・30代・40代はいずれも4.3前後で大きな差はありません。50代以上は評価件数が少ないため、参考値としてご覧ください。

※キレイパス掲載チケットの購入・口コミデータをもとに集計(自社データ)。評価はクリニックでの体験に対するもので、施術の効果を保証するものではありません。本データは利用実態の参考情報であり、購入を推奨する趣旨のものではありません。

ルビーフラクショナルのチケットを見る

ピコフラクショナル・レーザートーニングとの違い

似た名前で並びやすい施術との違いを整理します。それぞれ狙う悩みが異なり、優劣で比べるものではありません。

施術主な波長照射の仕方主に扱う悩み
※一般に案内されている内容
ルビーフラクショナル694nm点状顔全体の薄いシミ・そばかす・くすみ
ピコフラクショナル1064nmなど点状(極めて短いパルス幅)ニキビ跡の凹凸、毛穴、肌のハリ
レーザートーニング1064nmなど低出力で面に照射くすみ、色ムラ、肝斑への対応

※同じ名称でも使用する機器によって仕様は異なり、実際の適応は診察のうえで判断されます。

ルビーフラクショナルは色素へのアプローチを主眼とした方法とされるのに対し、ピコフラクショナルは肌の質感を整える方向に軸があるとされています。どれが自分に合うかは、診察で相談するのが近道です。

クリニック選びのポイント

比較するときに見ておきたい点をまとめます。

  • 使用する機器名と、当てる波長が明示されているか
  • フラクショナル照射とスポット照射のどちらなのかが説明されているか
  • 表示料金に麻酔・診察料・外用薬が含まれるか
  • 照射後の経過について、どんなフォロー体制があるか
  • 肝斑や日焼けの有無を含めて、事前に肌の状態を診てもらえるか

同じ施術名でも中身が違う場合があるため、料金の数字だけで比較すると見誤りやすくなります。何が含まれた価格なのかを揃えてから見比べてみてください。

よくある質問

ルビーフラクショナルとはどんな施術ですか?
波長694nmのルビーレーザーを点状に分けて照射する方法です。機器の商品名でも承認上の術式名でもなく、照射方法を指す呼び方なので、実際に使われる機器はクリニックによって異なります。顔全体に散らばった薄いシミやそばかす、くすみを対象にすることが多い施術です。
保険は使えますか?
くすみ・色ムラなど美容目的のメニューは、一般に自由診療として案内され、費用は全額自己負担となります。一方、太田母斑などの色素性疾患では、診断名や治療内容によって保険診療の対象となる場合があります。可否は受診先の医療機関へご確認ください。
1回で効果を感じられますか?
感じ方には個人差があります。複数回の治療が必要になる場合があることは、事前に医師から説明を受けたうえで進めるのが基本です。必要な回数や間隔はシミの種類や肌の状態によって変わるため、診察で確認してください。
かさぶたはできますか?
フラクショナル照射は、1か所ずつ強く当てるスポット照射に比べてかさぶたができにくいとされています。ただし出力や肌の状態によって経過は変わります。実際の見込みは施術前に確認しておくと安心です。
肝斑があっても受けられますか?
肝斑は刺激によって濃くなる可能性が指摘されており、慎重な判断が必要です。シミの種類は見た目だけでは判断が難しいので、まず診察を受けて、肝斑がある場合にどう進めるかを相談してください。
ダウンタイム中にメイクはできますか?
赤みの程度や照射条件によって異なります。照射後しばらくは照射部位を保護し、過度な発汗を伴う行動は控えるよう案内されています。再開できる時期はクリニックの指示に従ってください。

まとめ

  • ルビーフラクショナルは機器の商品名でも承認上の術式名でもなく、694nmのルビーレーザーを点状に照射する方法を指す呼び方です
  • くすみ・色ムラなど美容目的のメニューは自由診療で全額自己負担にあたり、この目的での有効性と安全性は国の承認審査で確認されたものではありません(太田母斑などの疾患治療は保険診療の対象となる場合があります)
  • 日焼け中の方、妊娠中の方、イソトレチノインを使用してから6か月以内の方などは、機器の公式情報で使用が禁じられています
  • 炎症後色素沈着や色素脱失などが起こる可能性があり、発生しやすさは肌質や照射条件によって変わります
  • 必要な回数は一律ではなく、シミの種類と肌の状態を診てもらったうえで決まります
  • 過去約19か月の購入では、ルビーレーザーの施術のうち82.5%がフラクショナル照射のチケットで、購入者は20〜30代が83.2%を占めました

自分のシミがどの種類にあたるか、どの照射方法が合うかは、実際に肌を見てもらってはじめて判断できます。気になる方は、掲載中のチケットから通いやすいクリニックを探してみてください。

本記事で紹介している利用データは、キレイパスに掲載されたチケットの購入・口コミ情報をもとに集計したものです(集計日2026年7月28日、口コミは2026年7月30日に再集計)。掲載内容や価格は変動する可能性があります。施術の経過や感じ方には個人差があり、記載内容は結果を保証するものではありません。実際の適否は医師の診察のうえでご判断ください。

参考文献

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