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プルリアル

プルリアル

肌に入れる注射を比べていて、プルリアルという名前を何度も見かけた方も多いのではないでしょうか。ただ、メニューを開くと「デンシファイ」「シルク」「バイオスカルプチャー」と別の名前が続き、どれを見ればよいのか分かりにくくなっています。

プルリアルは1つの製剤名ではなく、目的の違う製剤をまとめたシリーズの名前です。製造元のルクセンブルクの企業は、シリーズを大きく3つのカテゴリに分けて公表しています。同じ「プルリアル」でも、肌の質に向けたものと、形を出すためのものが並んでいます。

この記事では、製剤ごとの違い、メーカー資料に書かれた成分と対象部位、キレイパスの掲載メニューから見た料金の決まり方、受けられない場合、国内での扱いまでを順に整理します。

プルリアルは製剤のシリーズ名|デンシファイとシルクの違い

プルリアルは、ルクセンブルクに本社を置くMD Skin Solutions社の登録商標です。同社が公開している製品資料では、プルリアルの注入製剤をフィラー(形やボリュームを出すもの)、デンシファイアー(肌の質に向けたもの)、インティメイト(デリケートゾーン向け)の3カテゴリに分けています。

日本のクリニックで名前を見かけるのは、このうちデンシファイアーに含まれる製剤です。デンシファイアーは資料上4製品にまとめられており、製剤ごとに想定する部位が書き分けられています。

製剤主な成分(1本あたり)資料上の対象部位
ヘアデンシティポリヌクレオチド15mg頭皮、眉、ひげ
シルクポリヌクレオチド15mg目のまわりと上まぶた、口のまわり、ニキビ跡、顔・首・デコルテ、腹部、胸と二の腕の内側
デンシファイポリヌクレオチド20mg、ヒアルロン酸20mg、マンニトール80mg顔全体(目の下を除く)、手の甲、首、デコルテ
バイオスカルプチャーヒアルロン酸25mg/mL顔のボリュームやたるみ、ほうれい線と口もと、頬と頬骨、手の甲

ポリヌクレオチドは、サケの白子から取り出したDNAの断片です。4製品のうちバイオスカルプチャーだけが別の技術に分類されており、ヒアルロン酸を架橋(分子どうしをつなぐ加工)しているのもこの製剤だけです。架橋したヒアルロン酸は形を保ちやすく、フィラーに近い使われ方をします。

2026年8月31日時点で販売中の掲載チケットを見ると、95.9%には製剤名まで書かれていました。製剤ごとに掲載チケット全体に占める割合を見ると、デンシファイが86.0%、シルクが8.3%、バイオスカルプチャーが1.7%です。メニュー名が「プルリアル注射」だけになっている場合は、どの製剤を使うのかをカウンセリングで確認しておくと、料金と目的の見当が付けやすくなります。

「ブースター」と「デンシファイアー」は資料上で区別されている

メーカー資料は、この2つの言葉を書き分けています。ブースターは肌の深いところのうるおいを高めるタイプの製剤、デンシファイアーはそれに加えて線維芽細胞(肌の土台をつくる細胞)のはたらきに関わるとされるタイプ、という整理です。

日本のメニューでは「肌育注射」「美肌注射」といった呼び方でまとめられていることが多く、この区別はメニュー名からは読み取れません。同じ棚に並んでいても中身が違うことがあるため、製剤名で確認するのが確実です。

プルリアルデンシファイの成分|公式資料に書かれた量と対象部位

メーカーが公開している製品資料には、デンシファイの中身が具体的な数値で書かれています。

成分1本(2mL)あたりの量資料に書かれた役割
ポリヌクレオチド20mg組織の再生に関わる
ヒアルロン酸20mg深いところのうるおいに関わる
マンニトール80mgヒアルロン酸が分解されるのを防ぎ、作用を長引かせる

ヒアルロン酸は架橋していない100万Daのタイプで、細菌を使った発酵で作られると記載されています。このヒアルロン酸は動物から採取したものではありません。

同じポリヌクレオチドを使うシルクは1本あたり15mgで、ヒアルロン酸とマンニトールは配合されていません。デンシファイとシルクは、入っている成分の数からして違います。

資料が示している対象部位と回数の目安

同じ資料には、デンシファイの想定が次のように書かれています。

  • 対象年齢:30歳から
  • 対象部位:顔全体(目の下を除く)、手の甲、首、デコルテ
  • 注入する深さ:真皮の深いところから皮下の浅いところ
  • 回数の目安:初回は3週間隔で3回。その後は肌の状態によって2か月ごと、または3か月ごとに1回と書き分けられている

目もとについては、資料上はデンシファイの対象部位から目の下が外され、シルクの対象部位に目のまわりと上まぶたが挙げられています。ただしキレイパスの掲載メニューには、目もとを対象にしたデンシファイのメニューもあります。どの製剤をどの部位に使うかは診察で決まるため、目もとが気になる方はカウンセリングで直接確認してください。

なお、レーザーや手術、フィラー(形を出す注入剤)を受けた直後は3週間空けてから始めるという記載もあります。他の施術と時期が近い場合は、順番を相談しておくと予定が立てやすくなります。

プルリアルが候補になりやすい悩み|悩み別の選び分け

キレイパスの掲載メニューでは、乾燥、ハリや弾力の低下、くすみ、目もとのくまや小じわが対象として挙げられています。悩みごとに、どの製剤が候補になるかを整理します。

顔全体の乾燥やハリの低下が気になる場合

顔全体を対象にする場合は、デンシファイを使うメニューが中心です。掲載メニューでも全顔を単位にしたものが多く、首やデコルテを一緒に選べるものもあります。

メーカー資料はデンシファイの対象年齢を30歳からとしており、実際に選んでいるのも30代が中心でした。20代で初めて受ける方は、いま必要な施術かどうかも含めて医師に相談してください。

目もとのくまや小じわが気になる場合

目もとは皮膚が薄く、他の部位と同じ量・同じ深さでは扱えません。メーカー資料では、この部位はシルクの対象部位に挙げられています。シルクの対象部位にはこのほか、口のまわり、ニキビ跡、腹部や二の腕の内側も含まれます。

掲載メニューにも、目もとやクマを対象にしたシルクのメニューがあります。ヒアルロン酸注入など別の方法が候補になることもあるため、へこみが原因なのか、皮膚の薄さが原因なのかを診察で見極めてもらうのが先です。

輪郭のくぼみやボリューム不足が気になる場合

こめかみや頬のくぼみのように、形そのものを変えたい場合は、肌質に向けた製剤とは目的が変わります。プルリアルのシリーズではバイオスカルプチャーがこの目的にあたり、資料は対象年齢を35歳から、対象部位に頬と頬骨、ほうれい線、手の甲を挙げています。

悩みの特徴候補になる方法選ぶ理由注意点
顔全体の乾燥やハリの低下プルリアル デンシファイ、水光注射顔全体に広く入れる方法部位と含まれる条件を確認
目もとのくまや小じわプルリアル シルク、ヒアルロン酸注入資料が目もとを対象に挙げる製剤製剤名がメニューにあるか確認
輪郭のくぼみやボリューム不足プルリアル バイオスカルプチャー、ヒアルロン酸フィラー形を出す目的の製剤にあたる肌質向けとは目的が違う

最終的な判断は診察が必要です。上の表は候補を整理したもので、診断ではありません。

プルリアルを選んだ人の年代と口コミ|キレイパス利用データ

キレイパスでプルリアルのチケットを購入した方(直近2年)の年代別構成比は次のとおりです。

30代が47.5%と最も多く、40代と合わせて7割強を占めていました。メーカー資料がデンシファイの対象年齢を30歳からとしていることと、実際の利用層は重なっています。

年代別の口コミ平均点

施術後に投稿されたプルリアルの口コミ(直近2年)の平均点は、次のとおりです。

年代口コミ平均点(5点満点)
30代以下4.3
40代4.5
50代以上3.9

30代以下と40代は4.3以上で、大きな差は見られませんでした。50代以上はやや低い値ですが、この区分は口コミの件数が少なく、数値が振れやすい点をふまえて読む必要があります。

※キレイパス掲載チケットの購入・口コミデータをもとに集計(自社データ)。評価はクリニックでの体験に対するもので、薬剤の効果を保証するものではありません。本データは利用実態の参考情報であり、購入を推奨する趣旨のものではありません。

プルリアルの料金相場|入れ方より含まれる条件で変わる

プルリアルは、肌に入れる方法がメニューによって違います。2026年8月31日時点で販売中の掲載チケットを、メニュー名に書かれている方法で分けると次のようになりました(合計は端数処理のため100%になりません)。

主な導入方法掲載チケットの割合
手打ち(注射器で直接入れる)38.8%
マイクロニードルRF機器と組み合わせる28.9%
水光注射(機器で細かく分けて入れる)23.1%
メニュー名に方法の記載がないもの、ターゲットクールなどの機器9.1%

ここで、条件をそろえて比べてみます。同じデンシファイを2cc入れるメニューに絞ると、表示価格(税込)は次の範囲でした(いずれも下位10%〜上位10%)。

主な導入方法表示価格の目安
手打ち約35,000円〜66,000円
水光注射約29,700円〜70,000円

同じ製剤を同じ量入れるなら、手打ちと水光注射で価格帯はほとんど重なります。「手打ちだから高い」「水光注射だから安い」という関係にはなっていません。

価格を分けているのは、メニューに含まれている条件のほうです。

  • 施術範囲:全顔か、両頬など部位を指定するか
  • 麻酔が含まれるか:麻酔込みの表示とそうでない表示が混在している
  • 付帯するサービス:肌診断やドクターズコスメが付くメニューがある
  • 他の施術との組み合わせ:ボツリヌストキシン注射などとのセットがある

マイクロニードルRF機器(ブレッシングなど)と組み合わせるメニューは、機器の施術がセットになるため別の価格帯です。同じ基準(下位10%〜上位10%)ではおおむね96,000円に集中しており、掲載メニュー全体では59,800円から110,000円までの幅があります。同じ「プルリアル」という名前でも、機器の施術が含まれるかどうかで比べる土俵が変わる点に注意してください。

料金に含まれるものはチケットごとに異なります。初診料・再診料や、施術後に処方される薬の代金が別途かかる場合があるため、購入前に条件を確認してください。

プルリアルのチケットを探す

プルリアルのチケットは、製剤名・量・施術範囲・別途費用の有無を並べて比較できます。決めきれない場合は、診察のなかで相談する進め方もあります。

プルリアルのダウンタイム・副作用・受けられない場合

慎重に検討したいケース

次のような場合は、別の方法を含めて検討したほうがよいことがあります。

  • 1回で変化を求めている場合:メーカー資料は初回3回を目安として案内している
  • 形やボリュームを変えたい場合:目的が違う製剤が候補になる
  • 他の施術を受けた直後の場合:資料では3週間空けることが案内されている
  • 予定が近い場合:注射のあとが数日残ることがある

ダウンタイムの目安

注射で入れる施術のため、赤み、腫れ、内出血、針を刺した部分の点状のあとが出ることがあります。程度と続く期間には個人差があり、入れる方法、量、部位によっても変わります。

機器を使うメニューでは、機器そのものによる赤みや熱感が加わることがあります。同じ製剤でも入れ方によって当日以降の見え方が変わるため、予定のある日を避けたい場合は、方法とあわせて確認してください。

主な副作用・リスク

掲載メニューでは、赤み、腫れ、内出血が副作用として挙げられています。針を使う施術のため、感染や色素沈着が起きる可能性もあります。

注入する製剤の側にも、しこりや硬さが残る報告があります。発生頻度を一律に示すことは難しく、入れる量、深さ、部位によって条件が変わります。気になる変化が出たときに診てもらえる体制があるかを、予約前に確認しておくと安心です。

受けられない可能性がある場合

掲載メニューの「受けられない方」の欄に書かれている内容を、性質ごとにまとめると次のようになります。

  • 妊娠・授乳に関わる:妊娠中、授乳中、妊娠の可能性がある、産後まもない、近く妊娠の予定がある
  • アレルギーがある:魚や魚卵、サケなどの魚介類、グラム陽性菌に由来するたんぱく質、麻酔薬、金属
  • 血が止まりにくい・傷あとが残りやすい:出血性疾患、ケロイド体質、抗凝固薬を服用中
  • 持病がある:心臓疾患、糖尿病、高血圧、自己免疫疾患や膠原病、悪性腫瘍の治療中や経過観察中
  • 光や電気を使う機器を併用する:光線過敏症、てんかんなど光でけいれんを起こしやすい体質(マイクロニードルRFなど機器を組み合わせるメニューの場合)
  • 施術部位の状態が整っていない:感染症、傷、皮膚疾患、強い乾燥、施術前後に日焼けの予定がある
  • 施術部位に既往がある:金属プレートやシリコン、タトゥー、金の糸、他の注入剤を入れたことがある
  • その日の状態:体調が優れない、飲酒している

魚介類のアレルギーが挙げられているのは、ポリヌクレオチドがサケ由来の成分だからです。グラム陽性菌に由来するたんぱく質への過敏症が挙げられているのも、ヒアルロン酸が細菌を使った発酵で作られることに対応しています。メーカー資料の成分の記載と、クリニックが掲げる条件はつながっています。

挙げられている項目はクリニックによって差があります。持病やアレルギーがある方は、申し込むクリニックに直接確認してください。

プルリアルの国内での扱い

プルリアルは、日本国内で承認を受けた製品ではありません。医療広告に関する国の指針にもとづき、次の5点をお知らせします。

  • 国内で承認を受けていないこと:プルリアルは、医薬品医療機器等法上の承認を受けていない製品です
  • どこから手に入れた製品か:医師の判断による個人輸入で入手されたものが使用されています。個人輸入された医薬品等のリスクに関する情報は、厚生労働省のページで確認できます https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/index.html
  • 国内で承認されている同じような製品があるか:同一の性能を持つ国内承認医薬品は確認できていません
  • 海外での状況:メーカーが公開しているデンシファイの資料(2022年4月作成)には、EUの基準に適合していることを示すCEマークを取得した製品として記載されています。ほかの製剤の状況、および米国など他の主要国での承認状況は確認できていません
  • 公的な救済制度の対象にならないこと:国内で承認された医薬品・医療機器(生物由来等製品である場合に限る)・再生医療等製品による健康被害には、医薬品副作用被害救済制度と生物由来製品感染等被害救済制度という公的な救済制度があります。プルリアルは国内で承認されていない製品を用いた施術のため、いずれの対象にもなりません

未承認であることと、自由診療であることは別の話です。国内で承認されている施術でも、美容目的であれば自由診療になります。

現時点で公表されている研究

プルリアルを名指しで使った研究として、2026年に発表された報告があります。目もとのしわを対象に、シルクを1回2mL使って42名を6か月追跡したもので、患者本人が回答する評価票で下まぶたと目尻の評価が改善したと報告されています。

ただしこれは対照群を置かない前向きの観察研究で、著者自身が「効果を確かめるにはさらに管理された研究が必要」と述べています。デンシファイについては、メーカー資料が肌の測定機器を使った症例を掲載していますが、こちらも比較試験ではありません。

プルリアルを受けるクリニックの選び方

プルリアルは、製剤と入れ方と含まれる条件の組み合わせでメニューが決まります。次の点を確認しておくと、比較がしやすくなります。

  • どの製剤か:デンシファイ/シルク/バイオスカルプチャー
  • 1回に入れる量:1cc・2cc・4ccなど
  • 施術範囲:全顔/部位指定/首やデコルテを含むか
  • 入れ方:手打ち/水光注射/機器と組み合わせるか
  • 麻酔代や肌診断が含まれるか、初診料や薬代が別途かかるか
  • 気になる部位が、その製剤の想定に合っているか

キレイパスでは、購入前に料金・対象条件・別途費用の有無・口コミを確認できます。気になる項目をメモして持参すると、カウンセリングで確認しやすくなります。

プルリアルのよくある質問

プルリアルの料金はいくらくらいですか?
キレイパスの掲載メニューでは、デンシファイを2cc入れる場合の表示価格が、手打ちで約35,000円〜66,000円、水光注射で約29,700円〜70,000円でした。マイクロニードルRF機器と組み合わせるメニューはおおむね96,000円に集中しており、別の価格帯になります。初診料や薬代が別途かかる場合があるため、購入前にチケットごとの条件をご確認ください。
プルリアルのデンシファイとシルクはどう違いますか?
どちらもサケ由来のポリヌクレオチドを使う製剤ですが、成分の数と想定している部位が違います。デンシファイはポリヌクレオチドにヒアルロン酸とマンニトールを加えた組成で、目の下を除く顔全体、手の甲、首、デコルテが対象とされています。シルクはポリヌクレオチドのみで、目のまわりや上まぶた、口のまわり、ニキビ跡などが対象に挙げられています。どちらを使うかは診察で決まります。
プルリアルは何ccくらい入れるものですか?
プルリアルのデンシファイはメーカー資料上、1本が2mL(2cc)のシリンジで、成分はポリヌクレオチド20mg・ヒアルロン酸20mg・マンニトール80mgと記載されています。キレイパスの掲載メニューでも2ccを単位にしたものが最も多く、1ccや4cc、6ccのメニューもあります。必要な量は施術範囲によって変わるため、診察で決まります。
プルリアルは何回くらい受ける必要がありますか?
メーカー資料では、デンシファイの初回は3週間隔で3回という目安が示されています。その後の間隔は肌の状態によって2か月ごと、または3か月ごとと書き分けられています。ただしこれはメーカーが示す目安であり、必要な回数や次の時期は診察で決まります。プルリアルは1回ごとに料金が決まるメニューが中心のため、続ける前提で考えるなら総額の見込みをカウンセリングで確認しておくとよいでしょう。
プルリアルのダウンタイムはどのくらいですか?
プルリアルの施術後には、赤み、腫れ、内出血、針を刺した部分の点状のあとが出ることがあります。続く期間には個人差があります。マイクロニードルRF機器や水光注射など機器を使うメニューでは、機器そのものによる赤みや熱感が加わることもあるため、同じ製剤でも入れ方によって当日以降の見え方が変わります。予定のある日が近い場合は、方法とあわせて確認してください。
プルリアルは魚アレルギーでも受けられますか?
プルリアルに使われているポリヌクレオチドはサケの白子に由来する成分です。掲載メニューの「受けられない方」の欄にも、魚や魚卵、サケなどの魚介類のアレルギーを挙げているクリニックがあります。魚のアレルギーがある方は、申し込む前に必ずクリニックへ申告し、受けられるかどうかを確認してください。
プルリアルは国内で承認されている製剤ですか?
プルリアルは、医薬品医療機器等法上の承認を受けていない製品です。医師の判断による個人輸入で入手されたものが使われており、同一の性能を持つ国内承認医薬品は確認できていません。国内で承認されていないため、万が一重い副作用が起きた場合も、医薬品副作用被害救済制度と生物由来製品感染等被害救済制度のいずれの対象にもなりません。
プルリアルと他の注入製剤は同じ日に受けられますか?
同じ日に複数の施術を受けられるかどうかは、クリニックの方針と肌の状態によって決まります。キレイパスの掲載メニューには、プルリアルとボツリヌストキシン注射を組み合わせたものや、ジュベルックやリジュランなどから選べるものもあります。メーカー資料はレーザーや手術、フィラーの直後は3週間空けることを案内しているため、順番と間隔は診察で相談してください。

まとめ

  • プルリアルはシリーズ名:メーカーはフィラー・デンシファイアー・インティメイトの3カテゴリに分けている
  • 製剤ごとに対象部位が違う:資料上、ヘアデンシティは頭皮、シルクは目のまわりなど皮膚の薄いところ、デンシファイは目の下を除く顔全体、バイオスカルプチャーは頬やほうれい線が対象です
  • 掲載の中心はデンシファイ:掲載チケットの86.0%を占め、シルクが8.3%、バイオスカルプチャーが1.7%
  • 成分は資料に明記:デンシファイは1本2mLにポリヌクレオチド20mg・ヒアルロン酸20mg・マンニトール80mg、シルクはポリヌクレオチド15mgのみ
  • 料金は入れ方では決まらない:同じ2ccなら手打ちと水光注射で価格帯はほぼ重なり、差は範囲・麻酔・付帯サービスで生まれる
  • 利用者は30代が中心:30代47.5%、40代25.2%で、両方で7割強
  • 国内では未承認:個人輸入されたものが使われ、公的な救済制度の対象にならない

効果には個人差があり、必ず効果を保証するものではありません。本記事で紹介した成分・対象部位・回数は、製造元が公表している製品資料に基づくものであり、日本での承認を意味するものではありません。クリニックが使用する製剤や入れ方によって内容は異なります。実際に受けられるかどうかは診察で判断されます。美容目的の施術は自由診療のため公的医療保険は適用されません。掲載データは2026年8月31日時点の集計であり、今後変動する可能性があります。

参考文献

  1. MD Skin Solutions「PLURYAL」公式サイト(製造元・所在地・製品カテゴリ) https://pluryal.com/ (2026年9月29日確認)
  2. MD Skin Solutions「PLURYAL DENSIFIERS」医師向けブロシュア(PD_BRO_PRO_EN_RevA、2021年9月作成/4製品の組成・対象年齢・対象部位) https://api.pluryal.com/content/uploads/MediaKit/PD_BRO_PRO_EN_RevA.pdf (2026年9月29日確認)
  3. MD Skin Solutions「PLURYAL DENSIFY」医師向けブロシュア(PDPD_BRO_PRO_EN_RevA、2022年4月作成/組成・注入手技・CE表示・施術頻度) https://api.pluryal.com/content/uploads/MediaKit/PDPD_BRO_PRO_EN_RevA_LR.pdf (2026年9月29日確認)
  4. Ziade G, Keyrouz E, El Maalouf J, ほか. Prospective Observational Study of Polynucleotide Injections for Periorbital Rhytides. J Cosmet Dermatol. 2026;25(2):e70736. https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC12905022/ (2026年9月29日確認)
  5. 厚生労働省「医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関する広告等に関する指針」 https://www.mhlw.go.jp/content/001683594.pdf (2026年9月29日確認)
  6. 厚生労働省「個人輸入において注意すべき医薬品等について」 https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/index.html (2026年9月29日確認)
  7. 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構「医薬品副作用被害救済制度」 https://www.pmda.go.jp/relief-services/adr-sufferers/0001.html (2026年9月29日確認)

編集:キレイパス編集部

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